東北会で「書面添付フォーラム2015」を開催しました

　TKC東北会では、平成27年10月14日(水)に、昨年に続き第2回目となる書面添付(※)フォーラムをホテルメトロポリタン仙台(仙台市)において開催しました。

　フォーラムでは、第1部として仙台国税局課税第1部課税総括課の村田俊行課長補佐より、「書面添付の状況と意見聴取制度の現状」と題してご講演いただき、書面添付と意見聴取・調査省略の状況や記載内容の充実等について分かり易くご説明いただくと共に、相続税の書面添付についてTKC会計人に寄せる期待をお話しいただきました。

　第2部では、書面添付実践会員2名と東京三菱UFJ銀行担当者による「書面添付への評価と期待」と題したパネルディスカッションが行われ、書面添付への所内の取組み体制や関与先、金融機関、税務当局から評価、そしてこれから書面添付に取り組まれる方へのメッセージが語られました。

　東北6県のTKC会員事務所から85事務所110名の会員・職員が参加したほか、東北税理士会の認定研修となったこともあり、TKC会員事務所以外の税理士も20名ほど参加され、大変有意義なフォーラムとなりました。

※書面添付制度とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。