島田信用金庫の支店長向け研修会を開催しました

　TKC静岡会島田支部が、平成27年5月19日に島田信用金庫本店で、中小企業支援の連携をこれまで以上に強化するため、研修会を開催しました。

　研修会では、島田支部の畑義治会員（TKC静岡会副会長）が講師を務め、TKC会員事務所の業務内容として「月次巡回監査（※1）」「経営改善計画と予算策定」「業績検討会・決算検討会」「記帳適時性証明書（※2）」とこれらの仕組みを実現する「TKCシステムの特長」を説明しました。

　この研修を通じ、島田信用金庫全支店長をはじめ受講された34名の皆様に、TKC会員事務所の業務内容をご理解いただくとともに、業績検討会・決算検討会への参加を促すなど、これまで以上の連携を強化する場となりました。

　TKC静岡会では、金融機関が開催する研修・セミナーへ講師の派遣をしています。TKC会員の講師を希望される金融機関の方は、TKC静岡会事務局までお問合せください。

※1：「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。

※2：TKC会計事務所が関与する企業の円滑な資金調達を支援するため、当該企業の会計帳簿および決算書、法人税申告書の作成に関して、次のことを証明する書類です。
(1) 会計帳簿が会社法第432条に基づき、適時に作成されていること
(2) TKC会員が毎月、企業を訪問して巡回監査を実施し、月次決算を完了していること
(3) 決算書は会計記帳の勘定科目残高と完全に一致しており、別途に作成したものではないこと
(4) 法人税申告書は決算書に基づいて作成され、申告期限までに電子申告されていること