株式会社四国銀行がTKC会員の関与先向け提携融資を創設

　1月21日、株式会社四国銀行はTKC会員の関与先向けに一定の条件で最大0.8％の金利優遇が受けられる「＜四銀＞TKC提携融資」を創設しました。四国銀行とTKC四国会は平成27年12月25日に「中小企業の経営力強化に向けた取り組みに関する覚書」を締結しており、地域中小企業の経営力強化に向けた支援の一環としてこの融資を創設しました。

　融資の対象となるのは、TKC会員が関与している関与先で、事業開始後2年以上経過し、決算を2期以上終えている以下①～④のいずれかに該当する法人となります。

　①株式会社TKCが発行する「記帳適時性証明書」が提出可能な法人
　②税務申告書に税理士が作成した書面(税理士法第33条の2に基づいて作成)を添付され
　　ている法人
　③「中小企業の会計に関する基本要領」の適用に関するチェックリストが提出可能な
　　法人
　④「戦略財務情報システム(FXシリーズ)」を利用されている法人

　資金使途は運転資金および設備資金で、融資限度額3,000万円以内、融資利率は対象要件のいずれかに該当すると1項目毎に所定利率から0.2％優遇され、最大0.8％の優遇が受けられます。

　なお、この件は、高知新聞(1月27日号)、ニッキン(1月29日号)、日本経済新聞(2月3日号)へ記事掲載されました。