会長メッセージ
TKC西東京山梨会創立30周年
TKC西東京山梨会は令和7年6月に創立30周年を迎えます。皆様からの温かいご支援とご協力のおかげで、これまで活動を続け成長してまいりました。心より感謝申し上げます。
令和7年9月17日(水)には「~創り、紡ぎ、繋ぐ~」をテーマに、創立30周年記念イベントを開催する予定です。
現在、DX化や人材不足、物価高騰など、経営環境は大きく変化しており、地域の中小企業には経営革新が求められています。当会はこの30周年を一つの節目として捉え、「Team NishiYama(チーム・ニシヤマ)」としてさらに団結し、地域中小企業の経営支援に一層貢献してまいります。共により良い未来を築いていきましょう!
TKC西東京山梨会とは
TKC西東京山梨会は、租税正義の実現を目指し関与先企業の永続的繁栄に奉仕する職業会計人集団です。東京都のうち23区以外の市町村(いわゆる多摩地区)と山梨県に事務所を構えるTKC会員(税理士)で組織しております。創立時の会員数は212名でしたが、現在は約390名となっています。
TKC会員が目指すもの
税理士の業務領域には税務業務、会計業務、保証業務、経営助言業務の4つがあり、私たちはこの分野の専門家としての以下のような社会的な役割を果たすべきであると考えています。
- 1.税務に関する専門家(Tax Lawyer)※
税理士は、税の法律家として、「独立した公正な立場」で納税義務の適正な履行を実現することをその使命としています。 - 2.会計に関する専門家(Accounting Profession)※
近年、わが国は世界に先駆けて中小企業向けの会計基準として、中小会計要領と中小指針を策定・公表しました。これらに準拠した信頼性のある決算書の作成を支援することも、税理士の重要な職務です。 - 3.保証に関する専門家(Tax Auditor)※
税理士法第33条の2による書面添付制度は、いわゆる税務監査証明ともいうべきものです。中小企業の税務申告書や決算書の信頼性を確保する業務は、ますます重要となっています。 - 4.経営助言の専門家(Management Consultant)※
税理士は、財務管理や管理会計の知見をもって経営のアドバイスを行います。わが国の企業の99.7%を占める中小企業の経営の健全化のためには税理士による経営助言が不可欠です。
※出典:『TKC全国会のすべて 2024年9月版』
結びに
以上の4つの役割を果たすことができるよう自己研鑽に務め、租税正義の実現と関与先企業の永続的繁栄をご支援してまいります。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様の益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げ、会長メッセージといたします。
TKC西東京山梨会
会長 岡野哲史