TKC中小企業経営支援フォーラム「士業連携による中小企業支援」を開催しました

　令和元年5月10日に、TKC九州会研修センターにおいて、TKC九州会福岡支部・福岡中央支部合同で、TKC会員、中小企業診断士及び弁護士を対象に中小企業経営支援フォーラムを開催しました。

　フォーラムの目的は、中小企業の発展を支えたいという同じ志を持った中小企業診断士、弁護士、TKC会員が情報を共有し、士業連携による中小企業支援を考える機会とすることにあります。

　第1部では、「中小企業支援における士業同士の情報交換と連携」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、中小企業の支援現場での現状説明、各士業の果たす役割及び士業間の連携方法等について、それぞれの士業の立場で意見が出され、活発な討議が行われました。

写真左から
　　コーディネーター：河上康洋税理士（TKC福岡支部中小企業支援委員長）
　　パネリスト：梅山香里中小企業診断士（福岡県中小企業診断士協会会長）
　　　　　　　　本岡大祐弁護士（福岡県弁護士会中小企業法律支援センター委員長）
　　　　　　　　原口卓也税理士（TKC九州会中小企業支援委員長）

【主な内容】
　1. 開催趣旨説明
　2. パネリスト自己紹介
　3. 事業承継（相続・M＆A）
　4. 改善計画・事業再生
　5. 質疑応答
　6. まとめ

　第2部は会場を移し、名刺交換会を開催して親睦を深めました。

　TKC会員14名、中小企業診断士6名、弁護士2名の参加がありました。
「定期的に企業を訪問している税理士と連携することで、効果的な中小企業支援が期待できる。」という士業の方の声や、「士業同士で気軽に連絡を取り合える関係を築くことによって、より円滑な中小企業支援に取り組むことができる。」というTKC会員の声がありました。

　TKC九州会では、他士業と連携した中小企業支援に取り組んでいます。ご興味のある中小企業者や士業の方は、TKC九州会事務局までお問合せください。