掲載日:2018.11.05
金融機関との連携活動
TKC九州会福岡支部・福岡中央支部合同で中小企業経営支援フォーラムを開催しました
平成30年10月9日にTKC九州会研修センターにおいて、TKC会員、行政機関及び金融機関を対象に、TKC九州会福岡支部・福岡中央支部合同で中小企業経営支援フォーラムを開催しました。
フォーラムの目的は、関与先をはじめとする中小企業支援のため、TKC会員と各機関がどのように協力できるかを考え、更に交流を深めていくことにあります。
TKC九州会 黒岩会長
冒頭TKC九州会黒岩会長から、TKC会員の取り組みについて挨拶がありました。
【黒岩会長挨拶要旨】
TKC会員は「自計化の推進」「月次巡回監査と月次決算の実施」「書面添付の実践」「経営改善計画策定支援」の4つの業務に取り組んでおります。今回、福岡銀行様に経営者保証ガイドラインの対応において、書面添付を取り入れて頂きました。書面添付は中小企業の決算書の信頼性を証明する我が国唯一の制度です。TKC会員の業務をご理解頂き、中小企業のため連携を深めて頂きたいと思います。
福岡銀行 平井副部長
続いて福岡銀行融資統括部平井副部長から、経営者保証ガイドラインに対する取り組みについて説明がありました。
【平井副部長説明要旨】
TKC九州会の先生方との意見交換にて、書面添付の有効性について理解することができました。その後、TKC九州会との連携策について検討し、今回経営者保証の対応を決定しました。
その他各行政機関、金融機関から、中小企業支援の取り組みや税理士との連携等について、順次説明がありました。
【参加機関・団体の皆様】
福岡銀行、西日本シティ銀行、福岡中央銀行、三菱UFJ銀行、中小企業基盤整備機構九州本部、中小機構事業再生支援センター、日本政策金融公庫、福岡県弁護士会、福岡県中小企業診断士協会、福岡県信用保証協会、九州経済産業局、福岡財務支局、福岡県事業承継支援ネットワーク、福岡県経営改善支援センター、福岡商工会議所(順不同)
TKC会員35名、金融機関等36名が参加しました。「福岡銀行の取り組みが、書面添付推進の更なる後押しになると感じた。積極的にKFS実践に取り組みたい。」というTKC会員の声や「書面添付の理解が深まった。中小企業の成長発展を支援するために、税理士との連携が重要だと改めて理解した。」という金融機関の方からの声がありました。
TKC九州会では、金融機関と連携した中小企業支援に取り組んでいます。ご興味のある中小企業者や金融機関の方は、TKC九州会事務局までお問合せください。
お問合せ先
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