平成29年度 経営革新等支援機関情報交換会を開催しました

　TKC近畿大阪会・TKC南近畿会は、平成29年9月19日にホテルモントレ大阪で中小企業への経営支援に関するスキルアップ、中小企業支援施策の確認、認定支援機関同士の連携強化を目的に、公的機関、金融機関と経営革新等支援機関情報交換会を開催しました。

　情報交換会は、2部構成で開催しました。第1部はTKC会員・職員を対象に行われ、近藤元信TKC近畿大阪会中小企業支援委員会委員長（税理士）が、「TKC会計人が行う中小企業支援実務」を説明しました。第2部は公的機関、金融機関も参加して行われ、各講師から講義頂いた後、地域別グループディスカッションにより経営改善支援に関する意見交換を行いました。

＜第2部内容＞

1. 近畿財務局講演　　　金融調整官　阪井重雄氏
2. 近畿経済産業局講演　産業部創業・経営支援課　課長補佐　麻野浩樹氏
3. 金融機関代表講演
   株式会社 池田泉州銀行　リレーション推進部　地域創生室長　岡田知也氏
4. 中小企業金融と税理士の役割（早期経営改善計画への取り組み）
   TKC近畿大阪会中小企業支援委員会　委員長　近藤元信会員
5. TKCモニタリング情報サービスの活用について
   株式会社TKC SCG営業本部　モニタリング情報サービス推進部　吉田季文氏
6. グループディスカッション

　情報交換会には、公的機関5機関（近畿財務局、近畿経済産業局、中小企業基盤整備機構、大阪府経営改善支援センター、大阪信用保証協会）、金融機関7行（日本政策金融公庫南近畿地区統轄及び11支店、商工組合中央金庫4支店、三菱東京UFJ銀行、池田泉州銀行、近畿大阪銀行、北おおさか信用金庫、永和信用金庫）、TKC近畿大阪会からは会員・職員71名、TKC南近畿会から会員・職員48名が参加しました。参加者からは、「ローカルベンチマーク等のツールを通して関与先との対話を深めていくことが重要であると改めて気付かされました。」等の感想がありました。

　TKC近畿大阪会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。