早期経営改善計画策定支援実務研修会を開催しました

　TKC近畿大阪会では、平成29年8月31日にTKC近畿大阪会研修センター、平成29年9月5日にコンベンションルームAP大阪駅前梅田1丁目において、「早期経営改善計画策定支援実務研修会」を会員事務所の会員・職員を対象に開催しました。

　平成29年5月10日に中小企業庁から「早期経営改善計画策定支援」が公表され、5月29日から利用申請が開始されています。これは、中小企業や小規模事業者が、認定支援機関の支援を受けて資金繰り計画やビジネスモデル俯瞰図などの基本的な経営改善計画(早期経営改善計画)を策定し、金融機関に提出することで、自己の経営の見直し、早期の経営改善を促すものです。これを受け、TKC近畿大阪会中小企業支援委員会、(株)TKC大阪SCGサービスセンター共催により「早期経営改善計画策定支援」の進め方や注意点、計画の策定方法、TKCシステムの対応など実践的な研修を開催しました。

＜研修の内容＞

1. 早期経営改善計画策定支援とは
2. 巡回監査担当者の役割
3. 早期経営改善計画策定支援申請書類の記載の仕方
4. 早期経営改善計画策定支援のポイントと実践事例
5. TKCシステムの対応とTKCの支援策

　当研修会には、併せてTKC会員・職員112名が受講しました。受講者から「早期経営改善計画策定支援を進める流れが良くわかりました。全関与先に進めるつもりで支援します。」「提案のハードルはそれほど高くないと感じました。関与先との関係を密にするためにも推進していきたいと思います。」等の感想がありました。

　TKC近畿大阪会では、会計人の事務所経営や専門能力向上のための研修を継続して開催しています。ご興味のある税理士・会計士の方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。