生涯研修開講式・自計化推進プロジェクトキックオフセミナーを開催しました

　TKC近畿大阪会では、平成28年7月6日にホテルモントレ大阪で、TKC会員・職員を対象に「生涯研修開講式・自計化推進プロジェクトキックオフセミナー」を開催しました。

　生涯研修は、税理士がその公共的使命を全うするために、専門家としての能力の維持・向上を図ること、ならびに事務所の総合力を高めるためにTKC会員に対して「継続研修」として年間54時間以上の研修を履修することを求めている研修制度です。

　TKC近畿大阪会として新年度第1回目の研修会は自計化推進プロジェクトキックオフセミナーと位置付けて開催しました。

　研修会では、基調講演としてTKC近畿大阪会野垣浩会長（税理士・公認会計士）が「TKC会員が取り組む事務所経営とは」と題してICT技術が進化する中で会計事務所が取り組むべきことについて講演しました。続いてTKC近畿大阪会自計化推進プロジェクトリーダー西本正人会員（税理士）がTKC近畿大阪会自計化推進プロジェクトの活動について説明しました。その後、特別講演としてTKC関東信越会の赤岩茂会員（税理士・公認会計士）が「FinTech時代の事務所経営～高付加価値経営の実現を目指して～」と題して技術の進展で会計事務所のサービス内容が大きく変化する中、事務所業務の本質は何かを講演しました。

　開講式・キックオフセミナーは、TKC会員・職員113名が受講しました。受講者からは、「5年、10年後を見据えた事務所経営の考え方を大変分かり易く教えて頂きました。とても勇気づけられました。」「会計事務所の将来展望、今後の進むべき方向が良く理解できました。」等の感想がありました。

　TKC近畿大阪会では、会計人の事務所経営や専門能力向上のための生涯研修を継続して開催しています。ご興味のある税理士・会計士の方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。