「巡回監査士フォーラム2016」を開催しました

　TKC近畿4地域会（近畿京滋会、近畿大阪会、南近畿会、近畿兵庫会）では、平成28年6月13日にホテルモントレ大阪で、TKC会員・職員を対象に「巡回監査士(※)フォーラム2016」を開催しました。

　当フォーラムは、会計事務所の「会計指導力」を強化するため所長先生の右腕として活躍いただく「巡回監査士」を育成するきっかけとして開催しました。2部構成で開催し、第1部では、TKC静岡会の畑義治会員（税理士）が「事務所総合力を担う巡回監査士」と題して巡回監査士制度、巡回監査士に期待される事等について講演しました。第2部では、「巡回監査士になって」と題してパネルディスカッションを行いました。パネラーの巡回監査士から「巡回監査士資格を取ることで多くの知識を身に付けることができ、経営者との会話がスムーズになったことで大きな自信につながりました。」「経営者に対して、所長先生に準ずる信頼感と安心感を与えることができたと思う。」等の話しがありました。

　研修会は、12名のTKC会員と48名の職員が受講しました。受講者からは、「巡回監査士資格の取得を通して、業務に関する知識と自信が付いたとのお話しを聞き、自分も挑戦したいと思いました。」「職員を巡回監査士に育てることが、事務所の総合力アップに繋がることが分かりました。」等の声がありました。

　TKC近畿大阪会では、会計人の事務所経営や専門能力向上のための研修を継続して開催しています。ご興味のある税理士・会計士の方は、TKC近畿大阪会事務局までお気軽にお問合せください。

※巡回監査士：「巡回監査士」は、TKC会員事務所の業務品質を支える事務所職員を対象とした、コンサルタント系の民間資格認定団体では最も権威のある公益社団法人全日本能率連盟の登録資格（認定番号第129号）です。