「相続税申告の取り組み方と書面添付」研修会を開催しました

　TKC近畿大阪会では、平成27年11月17日に新大阪江坂東急REIホテルで、TKC会員・職員を対象に「相続税申告の取り組み方と書面添付(※)」について研修会を開催しました。

　当研修会は、「相続税の書面添付実践の必然性の理解」「高品質な相続税申告実務のポイントの理解」「実践的ノウハウの公開と留意点の理解」を目的に、坪多晶子TKC近畿大阪会会員(税理士)を講師に迎え開催しました。講演では、「安心の相続税申告実務とは」「相続税こそ書面添付が必要だ」「相続税の税務調査及び意見聴取の体験談」を中心に書籍だけでは伝えられない講師が経験から得た実践的ノウハウや事務所体制構築についてお話しいただきました。

　当研修会は、103名のTKC会員・職員が受講しました。受講者からは、「相続については書面添付を行う認識が無かったが、これからは実践していきたい。」「どのような観点で依頼者に対応したら良いか大変参考になった。」「インフォームドコンセントの重要性を痛感した。」等の声をいただいています。

　書面添付の実践に対しての疑問やご質問がありましたら、TKC近畿大阪会にお気軽にお問合せください。

※書面添付とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化したものです。