TKC近畿大阪会秋期大学2021を開催しました

　TKC近畿大阪会では、2021年10月6日にホテルニューオータニ大阪で、TKC会員・職員・提携企業を対象に第28回秋期大学を開催しました。当日はメイン会場とWebによるライブ配信のハイブリッド方式での開催となり、総勢400名（会場160名、Web視聴240名）が参加しました。

　2年ぶりに開催することが叶った秋期大学では、コロナ禍からのリスタートの機会として「『変革と挑戦』コロナを乗り越え輝く未来へ」をテーマに2部構成で開催しました。

　第1部の講演では、坂本孝司TKC全国会会長に「『税理士の未来』～未来に繋ぐ　職業会計人の使命と責任～」をテーマに、職業会計人が勝ち残るためには3つの条件（1 組織化、2 社会の納得、3 現代の業務への適応・新しい業務の開始）とコロナ禍におけるTKC会計人のミッション、税理士の4大業務について講演いただきました。

　第2部では、岩崎博信TKC全国会システム委員長にテーマ「TKC会員事務所にとってのDXとは？」と題して、TKC方式の自計化システム導入の肝である「取引の発生から経営者の意思決定までをデータで繋ぐ」という視点を持って、そのデータの流れの中にシステムを組み込んでいくことが重要になるとの示唆をいただきました。

　参加者は、TKC全国会の運動方針を再確認し、地域中小企業の存続と発展に貢献するためにTKC会計人として果たすべき役割を明確にする機会となり、秋期大学は大盛会となりました。

　久しぶりの大型イベント開催であり、会場出席者からは対面で参会できたことへの感謝と喜びの声が溢れていました。

　TKC近畿大阪会では、会計事務所経営や企業経営に関わる知識・能力向上のため、毎年10月に秋期大学を開催しています。ご興味のある方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。