6支部合同事務所経営塾を開催しました

　平成28年4月18日、TKC近畿京滋会研修センターにおいて、6支部（洛北、洛東、洛西、洛南、両丹、滋賀）合同の事務所経営塾を開催し、「なぜ、経営助言ができないのか？」について、本音で語り合いました。

　6支部合同の事務所経営塾は、TKC近畿京滋会「事務所総合力強化プロジェクト」の活動の一環として行いました。

「事務所総合力強化プロジェクト」活動については、こちらをご参照ください。

　当プロジェクトは、平成28年2月4日の「キックオフセミナー」（講師：原田伸宏会員）を皮切りに、2月9日には、プロジェクトメンバーによる「経営助言座談会」を開催し、会計事務所が行う経営助言について、標準業務として定着させるための議論を行い、その内容を地域会会報4月号の別冊としてまとめ、全会員に配布しました。

「経営助言座談会」地域会会報の別冊については、こちらをご参照ください。

　今回の事務所経営塾は、「経営助言座談会」の内容に基づき、プロジェクトメンバーがグループリーダとなり、グループディスカッションを行いました。各事務所の状況も踏まえた、さまざま視点での意見交換を実施し、経営助言業務をいかに会計事務所の標準業務として実践するかを真剣に考える場となりました。

　当日は、会員35名が参加し、6つのグループに分かれて活発な議論が行われました。参加者からは、「経営助言は難しいものではなく、まずは経営者に『寄り添う』ことから始めればよいことが理解できました。」「経営助言を堅苦しく捉えずに普通の業務として身につけたいと思います。」「他事務所の先生方の考え方等を聞かせていただき、大変勉強になりました。」等の感想がありました。

　TKC近畿京滋会「事務所総合力強化プロジェクト」では、「巡回監査担当者が行う経営助言」を標準業務として定着させるとともに、「ハイレベルな経営助言」実践のためのノウハウ・スキルの習得を目指した、所長向け、職員向けの研修会等を企画しています。関心のある方は、TKC近畿京滋会事務局までお問合せください。