掲載日:2017.03.17
金融機関との連携活動
平成29年TKC・金融機関新年交流会を開催しました
平成29年2月9日、マリアージュグランデに於いて、TKC・金融機関新年交流会を開催しました。
第1部「TKC会計事務所のビジネスモデルとは」 佐藤正行(TKC近畿京滋会)会長
佐藤正行(TKC近畿京滋会)会長
TKC全国会の運動方針を受けて、TKC近畿京滋会の方向性、TKC会計事務所のビジネスモデルについて説明しました。特に、財務データと決算書の信頼性を確保する仕組みについて詳しく説明するとともに、中小会計要領の遵守とTKCモニタリング情報サービス等を通して、金融機関と連携した関与先企業(中小企業)の支援について強調いただきました。
第2部「金融機関との付き合い方と眼力強化」 森 俊彦(日本動産鑑定)会長
森俊彦(日本動産鑑定)会長
金融検査マニュアル改訂と信用保証制度への過度の依存が金融機関の経営支援能力低下を加速させたという背景を共有した上で、今後の金融機関と税理士のあるべき姿についてお話いただきました。
地方創生を至上命題とする金融機関にとっては、今こそ、真のリレーションシップバンキングを実現させるチャンスであるとし、「進んでいる」金融機関の実践事例を紹介いただきました。
TKC会員に向けては、日々の巡回監査で現場に出向き、事業性評価の出発点である信頼できる会計帳簿・決算書の作成を支援していることはもちろん、企業の財務情報では見えない価値を把握していることは大きな強みであるとして、経営者とともに金融機関を見る眼力を養ってほしいと期待を込められました。
第3部「情報交換会」
情報交流会においても、講演内容に触れながら、活発な意見交換が行われ、今後ますますの連携強化に向けた雰囲気で会場が満たされていました。
当日は、会員83名、10金融機関より34名の参加がありました。
参加いただいた金融機関からは、事業性評価に基づく融資や本業支援について考慮し、税理士との連携を深めていきたいとの感想がありました。
TKC近畿京滋会では、TKCモニタリング情報サービス等の普及を通じて、TKC会計事務所のビジネスモデルをご理解いただくとともに、金融機関との連携をさらに深めていきます。
お問合せ先
TKC近畿京滋会事務局
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