掲載日:2016.05.17

金融機関との連携活動

日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会(税理士法人かなめ)を開催しました

日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会(税理士法人かなめ)

 平成28年4月15日、草津エストピアホテルにおいて、日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会(税理士法人かなめ)を開催し、大津支店から支店長兼国民生活事業統括、融資課長はじめ6名に参加いただきました。

 見学会では、原大次郎会員(税理士法人かなめ代表)から「TKC会計人のビジネスモデル」について説明した後、原直子会員から「TKC会計事務所の基本的な巡回監査(※1)の流れ」として、①巡回監査支援システムによる巡回監査、②経営計画作成(継続MAS)と経営助言、③書面添付(※2)、④OMSによる事務所の管理体制について紹介しました。

 参加者からは「決算書の作成までのフローが大変よくわかりました。」「若い職員にとって良い勉強会となりました。」「一冊の決算書がどのように作成されるか、先生の想いも伝わり良かったです。」「今までTKCの決算書は信頼性が高いと先輩から聞いていましたが、その意味が分かりました。」「巡回監査での苦労で決算書が作成されていることを知り、見方が変わりました。」等の感想をいただきました。

 TKC近畿京滋会では、金融機関向けのTKC会員事務所見学会を開催しています。TKC会員事務所への見学会を希望される金融機関の方は、TKC近畿京滋会事務局までお問合せください。

※1:巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
 巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。

※2:書面添付制度とは、税理士法第33条の2(計算事項、審査事項等を記載した書面)を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。

日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会(税理士法人かなめ)の詳細はこちらをご参照ください。

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