あおぞら税理士法人において日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会を開催しました

　平成28年4月12日、あおぞら税理士法人において、日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会を開催し、西陣支店より支店長兼国民生活事業統括、融資課長はじめ6名に参加いただきました。

　見学会では、佐藤正行会員（TKC近畿京滋会副会長）によるTKC会計事務所の実務内容の紹介の後、監査担当者の今井俊哉氏から「月次巡回監査(※)と自計化」について、鴨田恵美氏から「経営計画作成と書面添付」について、あおぞら税理士法人代表河合典之会員から「OMSによる事務所管理体制」について説明しました。

　参加者からは、「税理士事務所の実務について“なんとなく”認識していたが、決算書作成に至る過程、企業とのやりとりがわかり参考になりました。」「金融機関にとっては、『記帳適時性証明書』は月次の状況を把握できる良い仕組みだと感じました。これまで簡単に見るだけでしたが、内容を理解できたので、今後しっかり拝見させていただきます。」「継続MASとFX2でクライアントの成長をサポートしていること、資金繰りについても戦略的に支援されていることがよくわかりました。」「仕訳一枚一枚をチェックしていることをはじめ、細かい作業を経て決算書ができていることに驚きました。」等の感想をいただきました。

　TKC近畿京滋会では、金融機関向けのTKC会員事務所見学会を開催しています。TKC会員事務所への見学会を希望される金融機関の方は、TKC近畿京滋会事務局までお問合せください。

※巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。

日本政策金融公庫向けTKC事務所見学会（あおぞら税理士法人）の詳細はこちらをご参照ください。