第22回TKC近畿京滋会秋季大学開催されました

　平成26年10月10日(金)、金剛能楽堂・京都ブライトンホテルにおいて、第22回TKC近畿京滋会秋季大学が開催されました。

「初心忘るべからず」をテーマとした今回の秋季大学。大学長である松田進会員より、世阿弥の唱える三つの初心、「是非の初心」、「時々の初心」、「老後の初心」が紹介されました。『「世阿弥は当時ようやく世間にみとめられつつあった能芸の奥義を「初心忘るべからず」という秘伝として伝えることにより、能芸の永遠の発展を念じたのです。翻って見ると、TKC会員が長年取り組んできたKFS推進活動、そして現在進行中の「7000プロジェクト」により、税務当局や金融機関からの絶対の信頼を勝ち取りつつある、その状況だからこそ、「初心」を忘れないようにすべきでしょう。』とのご挨拶の後、狂言「棒縛り」と能「土蜘蛛」を鑑賞しました。

　その後、京都ブライトンホテルへ会場を移し、盛大なレセプションが行われました。

　築150年余の荘厳な能舞台を擁する金剛能楽堂において、約400名が伝統芸能に触れ、雅の世界を堪能した心に残る秋季大学となりました。