掲載日:2016.05.24
金融機関との連携活動
日本政策金融公庫豊岡支店向けTKC会員事務所見学会
平成28年4月6日(水)西村税理士事務所にて日本政策金融公庫豊岡支店向けTKC会員事務所見学会を開催し、日本政策金融公庫豊岡支店4名、会員2名、職員2名が参加しました。
開催にあたり、奥澤信之但馬支部長からさらなる連携に向けた取り組みとして、どのようにして信頼性の高い決算書が作成されているか、そのために会計事務所はどういった業務を行っているかを紹介しました。
西村和彦所長より、
1.「税理士の使命」と「TKC会計人のスタンス」
2.「関与先情報のマネジメント」
監査担当の渡邉浩貴氏より、
1.事務所内管理体制にOMS(税理士事務所オフィスマネジメントシステム)の活用
2.黒字経営と適正申告を支援する「月次巡回監査(※1)」
3.「書面添付(※2)」の意義
を紹介しました。
参加者からは「会計事務所の業務について理解を深めることができました。」「30年間の勤務の中で、初めての見学会で、大変勉強になりました。」「ディスカッションで相互理解が深まった。」との感想をいただきました。
※1:巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。
※2:書面添付制度とは、税理士法第33条の2(計算事項、審査事項等を記載した書面)を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。
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