第29回TKC近畿兵庫会　秋季大学を開催しました

　TKC近畿兵庫会は、令和6年9月20日に兵庫県立淡路夢舞台国際会議場にて、第29回TKC近畿兵庫会 秋季大学「未来への架け橋!!」を開催しました。

飯塚真規社長

　講演の第一部では、株式会社TKCの飯塚真規社長が経営戦略について語り、税理士が、納税者の用心棒としての役割だけでなく、税務行政の協力者としても重要な役割を持つ立場へと変わりつつあることや、経理業務のデジタル化により、会計だけでなく税務にも影響を与えていること、さらに、経営助言の重要性が増していることが述べられました。そのため、監査機能の向上と生産性の向上が求められる点が強調されました。

　第二部では、高知工科大学 フューチャー・デザイン研究所の西條辰義所長が「フューチャー・デザイン」（将来可能性を発揮できる仕組み）という新しい考え方を提案し、未来の視点から「目先の利益を差し置いてでも、将来世代のしあわせをめざすことで幸せを感じること」を考える重要性について講演しました。

　このイベントには、政界や金融機関、大学教授など、300名以上の参加者が集まりました。

　TKC近畿兵庫会では、年1回各界の方々を招いて、年に一度「秋季大学」を、各支部において開催しています。TKC近畿兵庫会では29回目となり、兵庫県を中心に各界の方々と交流を深めています。