日本政策金融公庫池袋支店（国民生活事業）向けTKC会員事務所見学会を開催しました

　平成28年2月23日(火) 税理士法人HanDs榎本事務所（榎本稔会長）にて、日本政策金融公庫池袋支店（国民生活事業）向けに、TKC会員事務所見学会を開催しました。

榎本稔会長

【タイムテーブル】　15：00～17：30

1. 本日の開催主旨・目的
2. 当事務所の概要と特長
3. 税理士とは（税理士と税理士法）
4. 当事務所における巡回監査の実務①
5. 当事務所における巡回監査の実務②
6. OMSを活用した所内管理等
7. 質疑応答（参加者からの感想と質疑）
8. 閉会挨拶日本政策金融公庫
9. 事務所内見学



　TKC全国会は、日本政策金融公庫（国民生活事業）152支店を対象にTKC会員事務所の見学会を企画し、TKC会員事務所が実践する巡回監査(※1)、経営改善支援、モニタリングの支援、税務監査証明ともいえる書面添付制度(※2)についてご説明し、地域における中小企業支援機関として、より深く連携する機会としています。
　これは、決算書作成の過程をたとえれば工場見学と位置づけて、TKCシステムを活用し、決算書の信頼性を高めるためにどのような工程をへて作成されているかを確認いただく機会としています。

参加された日本政策金融公庫の皆様からは
　・決算書が完成するまでの実務的な話を伺え勉強になりました。
　・「会計で会社を強くする」という計画策定支援や経営助言を行っていることが
　　理解できた。
　・書面添付の仕組みが理解できた。融資判断の1つにしたいと思います。
　・巡回監査によりきめ細かいサービスを提供しているこがわかりました。
等の感想をいただきました。

　TKC城北東京会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC城北東京会事務局までお問合せください。

※1：巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。

※2：書面添付制度とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。

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