のと共栄信用金庫とTKC北陸会との「トップ対談」を開催しました

　2020年9月9日（水）、のと共栄信用金庫本店（石川県七尾市）にて、のと共栄信用金庫 鈴木正俊理事長とTKC北陸会 藤井俊彰会長とのトップ対談を開催しました。

　当日、のと共栄信用金庫からは鈴木正俊理事長、片原理事の2名、TKC北陸会からは藤井俊彰会長、宮下重秋副会長、所司安輝朗会員の3名が参加し、コロナ禍における地域中小企業の資金繰り対策支援や今後の経営支援に向けた相互連携について情報共有、意見交換を行いました。

　藤井会長から冒頭の挨拶で、金融行政方針に地域金融機関と税理士との連携が明記されたことに触れ、今後両者の連携を更に深め、地元の中小企業支援に臨む必要性を話しました。また、「月次巡回監査の意義」「TKCモニタリング情報サービス（以下、MIS）の特徴」「コロナ禍における関与先支援」等、TKC会員事務所の業務について実践事例を交えて説明しました。

　鈴木理事長からは、コロナ禍における資金繰り支援の現状、取引先に対する経営支援の取り組み、電子化への取り組み等について近況をご説明いただきました。特に、経営支援における取り組みではコロナ禍を乗り越えるため、本年4月から新しく「経営支援室」を創設され、取引先企業に対する「伴走型支援」に取り組まれているとのことでした。その中において、「MISで決算書をデータで送っていただけると、融資審査における査定業務の効率化にも繋がり、本当に助かっています」と評価いただきました。また、「月次試算表提供サービスは今後の経営改善支援のツールとして活用できますね」と期待の声も頂戴しました。

　のと共栄信用金庫とTKC北陸会との更なる連携強化に向け、両者の取り組み等が確認できた大変貴重な機会となりました。