「書面添付シンポジウム2021」を開催しました

　TKC北陸会は、令和3年10月26日に書面添付の実践拡大を目的として「書面添付シンポジウム」をホテル金沢をメイン会場としてWeb配信によるハイブリッド形式で開催しました。

　書面添付シンポジウムでは、金沢国税局 法人課税課 実務指導専門官の小原篤志氏から「法人税の書面添付」をテーマに、書面添付制度の状況や添付書面の記載内容等について講演いただきました。

　続いて、TKC北陸会の猿田淳子会員が「書面添付の意義と実践のポイント」と題して、書面添付の歴史や相続税の書面添付等について講演しました。

　次に、パネルディスカッションが行われ、芝田秀則氏（日本政策金融公庫 国民生活事業本部 北陸地区統轄）、戸田和範氏（元金沢国税局 調査査察部長）、高野智之会員、猿田淳子会員をパネラーとして、片岡正太郎会員がコーディネーターとなり、「信頼性の高い決算書と中小企業支援」をテーマにディスカッションが行われました。

　当シンポジウムは北陸税理士会の認定研修会となったこともあり、TKC会員事務所の会員、職員の他、TKC会員事務所以外の税理士も参加され、総勢76名の参加となりました。また、当シンポジウム全般に関するアンケートでは参加者全員が「大変参考になった」「参考になった」との評価で、大変有意義な研修会となりました。