「中小企業再生における税理士への期待！」新春講演会・新年交礼会を開催

　TKC北海道会は、平成27年1月21日に札幌全日空ホテルで、地域会会員、事務所職員、提携企業、中小企業支援団体を対象に新春講演会と新年交礼会を開催しました。

　新春講演会では、中小企業再生支援全国本部のプロジェクトマネージャー賀須井章人氏をお招きし「中小企業再生における税理士への期待！」という題目で1時間にわたり、ご講演していただきました。

　賀須井氏からは、
「税理士と金融機関は、中小企業の全てのライフステージに係わる存在です。早期再生の助言もこれからはホームドクターである税理士に期待されている役割です。」
「金融機関と税理士がより協力関係を深めるために、この経営改善計画策定支援事業はあります。この事業を活用しながら、相互の連携・協力関係を構築することが重要です。」
「中小企業再生における税理士に期待する役割として、疲弊した地域経済の活性化のためには、元気な中小企業が必要です、財務・会計を通じて中小企業者に対して経営課題の把握・対策・具体的行動を考えさせ、実行させるための支援を行う事が期待されています。経営改善計画策定支援事業はそのための第一歩です。ぜひ多くの方がこの経営改善支援事業に取り組んでいただきたい。」
等とお話しいただだきました。

　約100名の参加があり、講演の最後には、参考資料よりビジネスモデル俯瞰図等を説明頂くなど、より具体的な講演となりました。

　新春講演会の後には、毎年恒例の新年交礼会が同ホテルで行われ、会員のほか、国会議員、北海道税理士会、日本公認会計士協会北海道会、金融機関、提携企業・協定企業など多くのご来賓の方々にご出席いただき盛会のうちに終了しました。