札幌信用金庫と「中小企業の経営改善支援」に関する合同研修会を開催しました

　札幌信用金庫とTKC北海道会（札幌東支部・札幌西支部）との交流会が、平成25年11月18日に、ホテルモントレエーデルホフ札幌で開催されました。今年で3回目になる交流会は、双方から合わせて85名が出席しました。

　研修会では、認定支援機関制度に基づく各種専門家が連携した企業再生について理解するため、「経営改善支援のDVD研修」が行われました。当DVDは、金融機関や顧問税理士が相互に連携しながら、関与先企業の経営を改善する過程を描いたものです。

　続いて、藤本康男会員（税理士）から「TKC会員による中小企業経営改善支援の対応について」と題する講演がありました。TKC会員の認定支援機関としての取り組みとして、「経営改善計画の策定支援とその後のモニタリング体制の構築」「経営改善支援の前提となる適正な財務諸表の作成」「甘い見通しを排除した経営改善計画の策定」「縮小均衡に陥るような経費削減の防止」等の説明がありました。

　研修の最後にグループディスカッションが行われました。各グループでは、TKC会員と札幌信用金庫の出席者が、それぞれの専門家の立場から研修の内容に対する意見交換を行いました。

　TKC北海道会では、金融機関と連携した中小企業支援に取り組んでいます。ご興味のある中小企業者や金融機関の方は、TKC北海道会事務局までお問合せください。