東京東信用金庫融資長研修　開催報告

　令和6年11月21日(木)、東京東信用金庫 両国本部 10階大ホールで東京東信用金庫の融資長研修を開催しました。

　田尻副会長（中小企業支援委員長）を講師に「決算書の信頼性の見極め方」をテーマに開催し、東京東信用金庫の全支店（64支店）の融資長および本部職員をあわせて総勢80名超が参加しました。

　田尻副会長から「決算書はどのように作成されるのか」を解説した後、事実と異なる決算書を作成してしまう社長の心理、経営者が不適切会計の道を選ばないように導くチェックポイントを確認し、信頼性の高い決算書を通じて行うTKC会員事務所の企業支援の内容を紹介しました。

田尻重暁副会長（中小企業支援委員長）

　金融機関の融資業務や保証業務において、決算書や試算表は重要な資料であり、正しい会計情報を入手することで企業の財政状態や経営成績の正確な理解につながることを確認し合い、融資長はもちろんのこと、職員や支店長・副支店長にも当研修の内容を共有して業務に活かしていきたいとの意見がありました。

　TKC東・東京会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC東・東京会事務局までお問合せください。