TKC中部会秋季大学2016を開催しました

　TKC中部会は、平成28年11月8日（火）にウェスティンナゴヤキャッスル（愛知県名古屋市）において、税理士・公認会計士や中小企業の経営者を対象に秋季大学を開催しました。

　今年は「夢をかなえる経営イノベーション～数字に強い経営者になろう！財務で自社を語れますか？～」というテーマのもと、午前（10:30～12:00）は、税理士・公認会計士等を対象に次の3分科会を開催しました。

　＜第1分科会＞　講師：知念直美会員（TKC千葉会）
　「TKC方式の自計化で社長と会計の話をしよう」
　＜第2分科会＞　講師：寺尾明泰会員（TKC北陸会）
　「なぜ、TKCシステムでなければならなかったのか」
　＜第3分科会＞　講師：野口省吾会員（TKC城北東京会）
　「決断・変化・実行～全ては月次巡回監査(＊)とTKC方式の自計化から始まる」

　午後（13:30～17:15）は、企業経営者も対象に2人の講師をお招きして講演会を開催しました。

　＜基調講演＞
　　講師：赤岩茂会員（TKC関東信越会・税理士法人報徳事務所　代表社員・理事長）
　「会計がわからずして経営ができるか！？」
　＜特別講演＞
　　講師：山本　昌氏（スポーツコメンテーター・元プロ野球選手）
　「今の自分が未来の自分を作る～準備することの大切さ～」

　TKC中部会会員・職員800名、企業経営者・幹部社員等300名が参加しました。参加者からは「未来を切り拓くには、準備と学びの大事さ、日々の努力の積み重ねの大切さを再確認する機会となり大変良かった。」などの感想がありました。

※巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。