農業経営支援委員会主催「第9回勉強会」を開催しました

　平成30年4月6日(金)千葉商工会議所ホールに於いて、農業経営支援委員会主催「第9回勉強会」を開催しました。第9回目を迎えた今回は日本政策金融公庫千葉支店と千葉県農業経営アドバイザー連絡協議会との共催形式で行い90名が参加しました。

　当日は、農林水産大臣である齋藤健衆議院議員並びに「農業経営アドバイザー制度」の審査員を務めている税理士の森剛一氏を講師にお招きし、講演いただきました。齋藤健大臣からはこれまでの一連の農政改革と日本の社会構造の変化を踏まえた今後の農林水産政策のビジョンについて語っていただきました。また、森剛一氏からは平成30年度税制改正等の最新制度を踏まえた農業の経営承継と法人化に向けた取り組みについて実務的な側面から解説いただきました。

　政府は「日本再興戦略」において、2023年（平成35年）までに、全国に50,000件の農業法人の設立を掲げており、諸機関が相互連携を図りその実現に向け取り組んでいます。当該活動について、専門家である税理士への期待も大きく、日本政策金融公庫の「農業経営アドバイザー」として登録し活躍する会員も多く存在します。このような中、地域の農業経営者への経営支援の担い手として、今後TKC会計人が活躍する機会が多く予測されるため、平成28年10月にTKC千葉会に「農業経営アドバイザー小委員会」を設置し活動しています。

　以降、継続して2ヶ月に1回勉強会を開催し研鑽を図っています。

　TKC千葉会では、農林水産省や千葉県農林水産部などの外部関係機関・金融機関との関係強化を図り、農業経営者を支援しています。