掲載日:2022.09.09
会計事務所の業務品質向上
「令和4年度 TKC千葉会研修所 生涯研修開講式」を開催しました
令和4年7月20日に幕張のホテル ザ・マンハッタンにて、「令和4年度 TKC千葉会研修所開講式」を開催しました。当日は会場とWeb配信のハイブリッド方式により実施し、会員並びに職員を含む総勢159名が参加しました。
開講式では、藤谷英明研修所長から令和4年度千葉会研修所の活動方針と活動計画が発表された後、巡回監査士試験に合格された職員に対して認定証と巡回監査士バッジの贈呈式を執り行いました。
第二部の会長講演では、「税理士による監査~これからの会計事務所の役割~」と題して加藤武人会長が書面添付制度の歴史と添付書面の様式改正の内容、「基本約定書」「完全性宣言書」「証明三表」の活用と巡回監査に基づく書面添付の重要性を解説しました。
河﨑照行氏
第三部の特別講演では「飯塚学説の会計学的意義」と題して河﨑照行氏(TKC全国会最高顧問、甲南大学名誉教授)に飯塚毅博士のGoB概念の概要と「帳簿の証拠性」「適時性」を踏まえて現代の中小企業会計の論理的基盤を形作ることなどの今日的意義、税理士の責任の限界画定における巡回監査の必要性、計算書類の信頼性を保証する現行制度としての会計参与制度や書面添付制度の位置づけと重要性について解説いただきました。
第四部の特別研修では、『証憑保存機能活用による電帳法改正・インボイス制度の実務対応について』と題して佐藤栄作副会長が証憑保存機能を全関与先に推進した理由や推進方法、関与先の反応、関与先・会計事務所の導入効果等について実例を交え解説しました。
たいへん充実した開講式となり、参加した会員並びに職員からの反応も大変好評で、各事務所における今後の取り組みを共有するよい機会となりました。
[千葉会研修所開講式・特別研修会]
TKC千葉会では、金融機関および商工会議所等が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関等の方は、TKC千葉会事務局までお問合せください。
お問合せ先
TKC千葉会事務局
〒260-0021
千葉県千葉市中央区新宿2-5-3 大同生命千葉ビル8F
TEL: 043-247-0436 FAX: 043-243-5402
E-mail: chibakai@tkcnf.or.jp