掲載日:2022.06.14

会計事務所の業務品質向上

「令和4年TKC千葉会企業防衛特別研修会」を開催しました

会場風景

 令和4年4月6日に三井ガーデンホテル千葉にて、「令和4年TKC千葉会企業防衛特別研修会」を開催しました。昨年に引き続き、本年も会場とWeb配信のハイブリッド方式により、会員90名・職員248名を含む総勢358名(過去最多)が参加して新年度のキックオフに相応しい研修会となりました。

 研修会ではTKC全国会企業防衛制度推進委員会(以下、全国委員会)が定める重点テーマ「保険指導の標準業務化」を実現するため、今年度の千葉会活動方針“企業防衛スタンダード大作戦!”をスローガンに掲げ、「標準保障額算定」と「保障内容確認活動」の実践を通じてトータル保障提案(死亡保障+就業不能保障)に取り組むことを確認しました。これに続き、全国委員会が制作したAIM-DVD(Vol.50)「The・Standard~今こそ企業防衛行動指針の実践を~」を視聴し、企業防衛行動指針に基づく標準保障額の算定・提案、効果的な推進会議の開催など、上記の保険指導の標準業務化に向けた具体的な取組内容について理解を深めました。

金成祐行全国会企業防衛制度推進委員長

 特別講演では金成祐行全国会企業防衛制度推進委員長(TKC西東京山梨会)を講師に迎え、『職業会計人の正当業務たる完全防衛とは』と題して講演いただきました。「企業防衛制度導入の8原則」を踏まえた保険指導理念の解説にはじまり、成功のバイブルである「TKC会計人の行動基準書」にも触れて“経営助言業務としての保険指導”の重要性について熱く語っていただきました。また、委員長就任後に推進体制を確立・強化の一環として大きく見直しをされた事務所内推進会議の運営ノウハウについても紹介いただきました。

 企業防衛特別研修会は、当会の会員事務所が取り組むべき活動方針や活動計画、具体的推進方法等を確認する研修会です。企業経営における不測の事態による損害を極力避止するための管理指導(リスクマネジメント)は、関与先企業の存続と成長・発展に寄与します。当会では保健指導の意義や目的、コンプライアンスの確保の重要性、標準補償額の算定と付保指導の取り組みの修得を通じて、適正な保険指導が実践できるようになることを目的として毎年開催しています。

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