「令和3年TKC千葉会企業防衛特別研修会」を開催しました

　令和3年4月7日に三井ガーデンホテル千葉にて、「令和3年TKC千葉会企業防衛特別研修会」を開催しました。今回は会場とWeb配信のハイブリッド方式により、会員並びに職員を含む総勢326名が参加し、新年度のキックオフが行われました。

　今年度のTKC千葉会活動方針では、“新・企業防衛マイスター大作戦”のスローガンのもと「トータル保障による標準保障額の充足」と「契約の一元的な管理による適正継続」を重点テーマとし、「企業防衛マイスター」の該当者の拡大と「保障内容確認活動」の推進体制構築に取り組むことを確認しました。その後は、新作のAIM－DVD「コロナ禍における企業防衛の緊急性」と「リモート機能を活用した保険指導」を視聴しました。コロナ禍に対応し、関与先の存続支援に向けて保険指導体制を強化されている2つの事務所の取組みについて情報共有が図られました。

　特別講演では、TKC全国会企業防衛制度推進委員会の下平伸次副委員長（TKC関東信越会）から、「保険指導PDCAサイクルが事務所の企業防衛を変える！」と題して講演をいただきました。事務所内にPDCAサイクルを定着させて全員で取り組むことがカギであるとされ、毎月の推進会議では監査担当者が選定した保険指導対象先について、指導方針・提案内容等を例外なく事務所全員で繰り返し検討・共有していることなど、事務所での実際の取組みをお話しいただきました。

　企業防衛特別研修会は、当会の会員事務所が取り組むべき活動方針や活動計画、具体的推進方法等を確認する研修会です。企業経営における不測の事態による損害を極力避止するための管理指導（リスクマネジメント）は、関与先企業の存続と成長・発展に寄与します。当会では保健指導の意義や目的、コンプライアンスの確保の重要性、標準補償額の算定と付保指導の取り組みの修得を通じて、適正な保険指導の実践を目的として毎年開催しています。