TKC千葉会「相続税申告の取り組みと書面添付～安心の相続を実現するために～」研修会を開催しました

TKC千葉会では、平成27年11月16日三井ガーデンホテル千葉にて、「書面添付の実践を考える日」と題して、会員（税理士・公認会計士）及び幹部職員を対象に相続税の申告と書面添付（※）研修を開催しました。

　押田吉真会員（税理士・TKC神奈川会）を講師に招き、「相続税申告の取り組み方と書面添付～安心の相続を実現するために～」というテーマで講義いただきました。聞きどころは、以下の通りでした。

1. 相続税の申告経験が少なくても安心の申告実務とは？
   徹底した会話による意思疎通と信頼関係構築。説明・説得そして納得。
2. 相続税こそ書面添付が必要だ！法人税･所得税とは違う基本的考え方。申告過程の記録と確認が決め手。
3. 相続税の税務調査及び意見聴取の体験談。このレベルに達するまでに経験したこと。

　研修会にはTKC千葉会会員・職員約100名が参加しました。参加者からは、「体験談に基づく相続税申告の考え方や取り組み方、事務所体制づくりは実務に生かせる内容で大変よかった」「受託から申告における証明書類の重要性を理解した」などの感想がありました。

※書面添付とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化したものです。