「TKC千葉会書面添付シンポジウム2021」を開催しました

　令和3年6月28日(月)にホテル　ザ・マンハッタン及びサテライト6会場において、「TKC千葉会書面添付シンポジウム2021」をハイブリッド形式で開催し、会員・職員・地域金融機関・関係諸団体等約230名（Web参加含む）が参加しました。

　当日のプログラムは3部構成で、第1部は小髙正之書面添付推進委員長が「TKC方式の書面添付」を、氏原崇中小企業委員長が「TKC会員事務所の業務内容」を解説しました。

　第2部は日本金融人材育成協会の森俊彦会長に「地域金融の未来―書面添付の重要性―」と題してご講演いただきました。

日本金融人材育成協会　会長　森俊彦氏

　第3部では、パネリストに日本金融人材育成協会の森俊彦会長、千葉銀行法人営業部部長の齊藤成氏、株式会社鍋屋商店専務取締役の齋藤敏之氏、千葉会からは徳田朗副会長が参加し、コーディネータを加藤武人顧問が務めパネルディスカッション「信頼性の高い決算書と中小企業支援」を行いました。

パネルディスカッション

　企業経営者からは「TKC会員の支援を得て業績管理体制の構築や書面添付制度への取り組みを通じた自社の成長・発展や、金融機関との円滑な関係構築を支援いただいており大変有り難い。」との話を伺うことができました。更に、「金融機関における金融仲介機能の発揮」「金融機関と関与税理士とが連携した伴走型の中小企業支援の在り方」「金融機関・税理士に期待すること」をテーマに活発な意見交換が行われ、中小企業・金融機関・関与税理士が相互に連携し「三者共通価値の創造を実現する」ことを確認しました。

【参加金融機関等一覧】

〈中小企業支援機関〉
　千葉県事業承継・引継ぎ支援センター

〈金融機関　※順不同〉

千葉県信用保証協会、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、千葉銀行、千葉興業銀行、常陽銀行、京葉銀行、千葉信用金庫、佐原信用金庫、銚子商工信用組合、君津信用組合

「書面添付シンポジウム2021」の詳細はこちら。

　TKC千葉会では、金融機関との連携により、中小企業の財務経営力・資金調達力の強化を支援しています。