税理士事務所開業に
まつわるデータ
採用活動と費用
税理士事務所の規模拡大に備え、前倒しで採用活動に取り組みたいところです。
それでは、各税理士事務所は、どのような採用活動に取り組んでいるのでしょうか？またその費用はどの程度なのでしょうか？
全国の税理士・会計士1,195名を対象としたアンケートに基づき確認してみましょう。
TKC会員事務所の税理士・会計士1,195人を対象としたクローズドアンケート調査（イントラネット）
【調査期間】2019年1月22日（火）～2019年3月8日（金）
サマリー
- これまでに行った職員採用活動は「ハローワークでの募集」で46％、最も有効だった採用活動も「ハローワークでの募集」で57％と、突出して高い結果となりました。
- 職員の採用状況は「難しくなってきた」と答えた割合が半数を占めています。
ポイント
採用活動は「ハローワークでの募集」が突出しています。採用状況が厳しくなってきていることを考慮すると、今後は事務所HPや人材紹介サイトなどのＷｅｂ媒体などを活用し、ある程度費用をかけて体制を整えていくことが、採用活動の鍵となりそうです。
レポート
これまでに行った職員採用活動を教えてください。
「ハローワークでの募集」が57％で最も多い結果でした。次いで「縁故採用・知人からの紹介」「事務所ＨＰに採用情報ページを開設」がそれぞれ25％を占めています。また、Ｗｅｂ媒体を合計すると、36%でした。
最も有効だった職員採用活動を教えてください。
最も有効だった採用活動は「ハローワークでの募集」で、４割以上が選択しており、突出しています。次いで、「縁故採用、知人からの紹介」が約２割を占めています。また、Ｗｅｂ媒体を合計すると、17%でした。
職員の採用状況の変化を教えてください。
職員の採用状況が「非常に難しくなってきた」を３分の１が選択しています。「非常に難しくなってきた」と「やや難しくなってきた」を合わせると、半数に達しています。
最近1年間の職員採用費用を教えてください。
最近1年間の職員採用費用は、０円が67％を占めています。
最近1年間の職員採用にかかった費用平均（０円を含む）は約15万8千円でした。
最近1年間の採用職員数を教えてください。
最近1年間の採用職員数は、０人が52％を占めています。
最近１年間に採用した職員数の平均（０円を含む）は0.9人でした。
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