社員インタビュー

会計事務所向けシステムの
開発職にゼロから挑戦
理想的な環境で
精力的にスキルアップ

開発職
理工学部卒業 2020年入社
会計事務所事業部 M.O

入社の動機と現在の仕事内容について
教えてください。

私は理系出身だったこともあって、就職活動中はIT企業でシステム開発に携わりたいと思っていました。そんな折、TKCに勤めている大学OBから「栃木のTKCシステム開発研究所でのシステム開発はとてもやりがいがある」という話を聞き、俄然、興味を抱くことに。大都市のIT企業も検討していましたが、もともとそんなに都会が好きではなかったので、「栃木でのシステム開発」が自分の肌に合うように感じたのです。

こうして入社した後、開発職のIT基礎研修(9カ月間)を経て、私が配属されたのは会計事務所事業部でした。この部署では主に会計事務所とその関与先である中小企業などが発展していくために必要なシステムを開発しています。その種類は多岐にわたりますが、私が関わったものだと、会計事務所内や、会計事務所と関与先をつなぐチャットアプリ、会計事務所のスケジュール管理アプリなどがあります。現在所属しているチームのメンバーは10名程度で、開発期間は内容によって異なりますが、たとえばスケジュール管理アプリに関しては5か月くらいかかりました。

業務上のやりがいについて
お聞かせください。

実際にユーザーとお話しする機会は多くはないのですが、自分が携わったシステムが「役立っている」「評価されている」といったことを耳にすると、「苦労したかいがあった」と心底思いますね。

こうしたやりがいを最初に実感できたのは、入社2年目でシステム開発に初めてメインの担当者として参加したときのことです。開発案件は会計事務所のDXに貢献するためのシステムの一部で、会計事務所とその関与先の契約書のやりとりを電子化するというものでした。新規のシステムだったこともあり、ゼロからシステムの要件を固める必要があるなど、時間も工数もかなり必要だったため苦労しましたが、その分、完成したときにはこれまでにないほどの達成感を得ることができました。

自身の成長についてお聞かせください。

先ほどの新規のシステム開発では苦労した反面、最終的に開発リーダーから「よく頑張った」と評価していただけるなど、大きな自信につながりました。また、社内イベントでのプロジェクト発表なども担当させていただき、あらためて自分たちが手掛けてきた仕事を誇らしく思えましたし、自身の成長を実感することもできました。

もっとも、開発現場では今もさまざまな困難に直面します。
たとえば、プログラミングを進めるうちに思いがけないバグが生じ、その対応に四苦八苦することもしばしばあります。特に最初の頃は適切な対処法がわからず、パニックになることもあったほどです。しかし、今では先輩方の指導のおかげで「バグの原因となりうる要素を一つひとつ潰していく」という手法がしっかりと身につき、冷静に対処できるようになりました。

今後の目標について教えてください。

まずは開発職としてのスキルを磨き、システムの上流工程(企画、要件定義、基本設計、詳細設計)を任せてもらえるような人材になりたいですね。もちろん、そのためには自己研鑽が欠かせないので、時間を見つけて、システム開発や税務会計に関する書籍や資料をできるだけ読むようにしています。また、TKCには社員のチャレンジを後押ししてくれる風土があるので、興味がある開発プロジェクトが立ち上がったら、積極的に手をあげていきたいと思います。

TKCについて
聞きました

社内の雰囲気について
お聞かせください。

質問すればどんな初歩的なことであっても答えてもらえる環境があります。朝礼やミーティングの際はもちろん、業務中でも対面・リモートを問わず質問できるので、プログラミングの未経験者でも安心して業務に取り組めると思います。
また、私は新しい環境で人間関係をつくるのが苦手なのですが、社員寮だったこともあってか、同期や先輩方とすぐに馴染むことができ、今もよく一緒に食事をとったりしています。

教育・研修制度について
お聞かせください。

IT基礎研修を通して、プログラミング言語などをゼロから学んだり、基本的なプログラムの書き方を学べたのはとてもありがたかったですね。実際、同期の多くがプログラミングの初心者でしたが、今はそれぞれ開発職として活躍しています。
また、会計事務所向けのシステム開発に必要な財務や会計、税法などの基礎知識についても長期にわたって学ぶ機会があるので、その点についても安心していただけるかと思います。

就活生への
メッセージ

就職活動は自分を見つめ直すきっかけになります。
自己分析をするのは決してかんたんなことではありませんが、それにもめげず、しっかりと自分自身と向き合ってみてください。
そうやって自分のことを理解することができれば、おのずと自分が進みたい道、働きたい職場が見えてくるはずです。
ひとりで自分と向き合うのが難しいようであれば、友人や家族に相談してみてはどうでしょうか。きっと視野が広がると思います。