入社の動機と現在の仕事内容について
教えてください。
正直、DM(ダイレクトメール)を受け取るまではTKCのことを知らなかったのですが、社会貢献度が高く、ICTを軸にしたビジネスを展開していながらも文系出身者でも活躍できそうな点に惹かれ、志望しました。
また、私自身が法学部出身で「コンプライアンス意識が高い企業で働きたい」という思いを抱いていた点もTKCにフィットしていたように思います。
およそ半年間の研修期間を終えた後は地方公共団体事業部に配属となり、地方公共団体向けのシステム・サービスの提案や導入、保守運用、コンサルティングなどを担当することになりました。システム・サービスの内容は多岐にわたりますが、私が主に取り扱っているのは住民情報や税務情報の管理などを担う「TASKクラウドサービス」で、最近は行政手続きの一連のプロセスをオンライン上で完結できる「TASKクラウドスマート申請システム」の導入にも力を入れています。営業のスタイルについては、当社が豊富な実績を有していることもあり、先方からの問い合わせに対して最適なシステムやサービスを提案するというパターンが大半ですね。
業務上のやりがいについて
お聞かせください。
自分が提案したシステムやサービスが実際に稼働し、その地域の住民や事業者の皆さんの利便性につながったという話を聞いたり、その成果が数字に表れたりするとモチベーションにつながりますね。
特に印象に残っているのは、ある大規模な団体が「TASKオンライン申請システム」を導入してくれたときのことです。役所内の幅広い部署と連携する必要があった上に、大きな規模の団体ということもあって取り扱うデータ量が膨大で、何度も調整を繰り返す必要が生じるなど、かなり苦労しました。
ただ、そういった困難が多かった分、先輩方にフォローしてもらいながら何とか導入、運用に至ったときには、何ともいえない喜びを感じることができました。
自身の成長についてお聞かせください。
配属当初は手厚い研修やOJTのおかげで、自分なりに研鑽を積むことができました。
特にコロナ禍になってからはウェブ研修や動画研修などが拡充され、自分のペースで必要な知識をしっかりと習得することができました。
また、先輩方に質問しやすい環境があるのもありがたいです。実際、毎日の朝礼やミーティング、週1回の営業会議のタイミングのほか、通常業務の最中でも気軽に質問したり、相談できる雰囲気があります。
とはいえ、システムやサービスの導入、運用にあたっては、複数の地方公共団体を担当するのはもちろん、社内の各部署とも頻繁に連絡を取らなければならないので、入社2年目までは戸惑うこともしばしばありました。
しかし、入社3年目になった今では自分なりに業務の優先順位をつけられるようになり、かなりスムーズに仕事を進められるようになりました。業務経験を着実に積み重ねた成果だと思いますし、それが今の自分の自信につながっています。
今後の目標について教えてください。
入社3年目でもありますし、今まで学んできたことにさらに磨きをかけながら、後輩に頼られるような先輩になりたいと思っています。
そのためには、自分の経験を後輩にしっかりと伝えられるようにしなければならないので、最近は成功体験や失敗体験をメモやデータで残すように心がけています。私自身、多くの先輩方からさまざまなことを教えていただいたので、今後はそういった知見を後輩に共有し、少しでも後進の育成に貢献できればと思っています。
TKCについて
聞きました
社内の雰囲気について
お聞かせください。
横浜出身ということもあり、関西の営業所に配属になったときには生活環境の変化に不安を感じていましたが、配属先の皆さんはとてもフレンドリーで、すぐに馴染むことができました。
仕事のこと以外でも、寮から近くのショッピングモールまで車で連れて行ってくれたり、休日の過ごし方を教えてくれたりと、本当に良くしていただいています。
教育・研修制度について
お聞かせください。
入社後に半年にわたる研修期間があるおかげで、未経験の分野でありながらもICTや地方公共団体、税務会計などの基礎知識をある程度把握した上で、業務に臨むことができました。
また、配属後もOJTの一環で先輩がトレーナーとしてサポートし続けてくれたので、安心してさまざまな業務にチャレンジすることができました。
就活生への
メッセージ
社会がすさまじい勢いで変化し、いかにDXに対応していくかが多くの企業・団体にとって差し迫った課題になっています。そういった観点からもTKCが果たす役割はさらに大きくなっていますし、社会貢献をしたいと思っている人には習得できるスキルも含め、非常に魅力的な職場だと思います。
ただ、何よりも重要なのは自分自身の思いです。学生の皆さんには自分がどういう風に働きたいのかを具体的にイメージしながら企業研究に臨み、自分にとってベストな会社を見つけてほしいと思います。