ペポっていこう。

ペポルインボイスの
送受信件数
19,086
※令和7年3月の月間実績
ぺぽ・る【ペポる】〖自五〗
請求書をデジタル化し、ペポルインボイスで請求書業務を効率化する。
[例]「――・ったおかげでインボイス対応もばっちりですね。」 [例]「月次決算早期化のカギは――・られた請求書データの仕訳連携でした。」
TKCはデジタル庁およびOpen Peppolから
「ペポルサービスプロバイダー」に
認定されています。

最新情報

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ペポルインボイス(Peppol e-invoice)とは?

ペポルインボイス(Peppol e-invoice)とは、ペポルネットワークで送受信するデジタルインボイスのこととTKCでは定義しています。

  1. ペポルインボイスは、ペポルアクセスポイントを経由して送受信します。
    郵送であれば自社と得意先の最寄りの郵便局を経由して送ります。
    メールであれば自社と得意先のプロバイダーのメールサーバを経由して送ります。
    ペポルインボイスの場合は、自社と得意先のアクセスポイントを経由して送受信を行います。
  2. ペポルインボイスは、ペポルID(法人番号等の公的な番号)でやり取りします。
    郵送の場合には住所が、メールの場合にはメールアドレスが必要です。
    それと同じようにペポルインボイスの場合にはペポルIDが必要です。
    「ペポルID」には、公的な番号である法人番号又は適格請求書発行事業者の登録番号を指定します。
ペポルインボイスとは?

電子インボイス・
デジタルインボイスとの違いは?

電子インボイス・デジタルインボイスの違い 電子インボイス・デジタルインボイスの違い
電子インボイス
PDF等
デジタルインボイス
JP PINTのデータを独自の
サイトに表示して提供
JP PINTのデータが格納されたPDF
ペポルインボイス
電子インボイス
電磁的方式で授受を行う適格請求書を「電子インボイス」と呼びます。
デジタルインボイス
デジタル庁が公開している「我が国におけるデジタルインボイスの標準仕様」(JP PINT)に基づく、XML 形式の電子インボイスを「デジタルインボイス」と呼びます。
ペポルインボイス
ペポルネットワークを通して送受信を行ったデジタルインボイスを「ペポルインボイス」と呼びます。

ペポルインボイスのメリットは?

ペポルインボイスを発行する側のメリット

発行する側のメリット

インボイス発行にかかるコストと手間の削減
紙でインボイスを発行する場合に発生する、
封入、投函、郵送にかかるコストや手間を削減できます。
「控え」のデータ保存容量の削減
ペポルインボイスのデータは構造化されたデジタルデータ(XML形式)のため、
スキャン文書やPDFなどと比較して、圧倒的に少ない容量でデータを保存できます。
送信先情報(ID)の管理が容易
ペポルネットワークでは相手先を特定するためのID(ペポルID)として、
公的な番号である法人番号または適格請求書発行事業者の登録番号等を指定するため、送信先情報の管理が容易です。
ペポルインボイスを受信する側のメリット

受信する側のメリット

受領したインボイスには、
記載事項が完全に網羅
ペポルネットワークでの送信時に統一的な整合性チェックが実施され、
インボイスの記載事項が網羅されているデータのみが届きます。
記載事項の漏れをチェックする必要がありません。
インボイスのデータ保存容量の削減
スキャン文書やPDF等の電子インボイスと比較し、
少ない容量で保存できます。
本社でのインボイスの集中管理
本社又は事業者宛に届く仕組みのため、本社で集中管理できます。
正確な仕訳生成による、
業務効率(生産性)の向上
インボイスの記載事項をシステムが正確に読み取るため、
確認や補正に係る作業の効率化が見込めます。
【あるお客様の事例】仕訳計上に係る時間が90分から3分に短縮

ペポルとは?
税務・会計コラムで、
順を追って詳しく解説

電子インボイスとデジタルインボイス、
そしてペポルインボイス その違いとは?
全6回株式会社TKC 執行役員 
企業情報営業本部 本部長 富永 倫教
コラムの
ポイント
  • 電子インボイスとデジタルインボイスの違いとは?
  • ペポルインボイスとは?
  • ペポルインボイスのメリットと導入の手順について
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WEBCM公開中効率化も。経営力強化にも。

最近、お父さんの帰りが早い。
そのワケは...ペポルマン!?

ペポルインボイスを「送りたい」

TKCシステムでは、次のシステムでペポルインボイスを送信できます。
FXクラウド(販売管理機能)、SXシリーズでは、システムで作成した「売上インボイスとする書類」をペポルインボイスで送信します。
インボイス・マネジャーは、他社の販売管理システムから出力した売上データを読込み、ペポルインボイスに変換して送信できます。
また、送信にあたり、得意先がペポルIDを取得しているかをシステムで判定します。得意先がペポルインボイスを受信できない場合(ペポルIDを取得していない等)は、当該得意先に、電子インボイスの専用サイト(閲覧サイト)のURLをメールで通知します。

ペポルインボイスを「受け取りたい」

FXクラウドシリーズ、FXシリーズは、ペポルインボイスを受信できる証憑保存機能を標準で搭載しています。
受信したペポルインボイスはシステムに自動保存されます。また、ペポルインボイスから仕訳を生成できるため、経理業務効率化につながります。
インボイス・マネジャー取引先専用ビューワーは、これらのシステムをご利用でない場合にペポルインボイスを受信するためのシステムです。自社宛に届いたペポルインボイスを一覧で確認(CSV切り出しも可能)できます。
FXシリーズ、FXクラウドシリーズ、インボイス・マネジャーをご利用でない企業向け

TKCペポルアクセスポイントを「使いたい」
(システムベンダー向け)

TKCはペポルサービスプロバイダです。
自社開発の販売管理システムにデジタルインボイスを発行する機能を追加したいとお考えの企業様や、
クライアントの購買システムにデジタルインボイスを受領する機能を追加したいとお考えの
システムベンダー様向けにサービスを提供しています。

TKCペポルアクセスポイントAPIサービス

見積書、納品書、請求書、領収書発行デジタルに!

インボイス以外の書類は
どうすれば良い?

ペポルインボイスは「インボイス」しか
送信できないから、
他の書類と運用を変える必要があるのでは?

送信方法はシステムが
自動判断!

TKCシステムでは、
見積書、請求書、納品書、領収書など、
インボイスでない書類も含めて
同じ運用で書類を送信できます。

得意先の環境や送信する書類に応じて
ペポルインボイスとして
送信できるか否かをシステムが
自動判断します。

紙での発行が
残ってしまうのでは?

取引先のいくつかが
「ペポルインボイス」を受領できない…
取引先によっては
「紙」の発行が残ってしまう…

すべての得意先に
デジタル文書を送信!

得意先の環境に合わせた
受領システムを用意しています。
ペポルインボイスを
受領できない得意先でも、
デジタル文書を受け取ることができるため、
すべての得意先にデジタル文書を
送信できます。

請求書等を
デジタルデータで
送受信する仕組み

TKCシステムでは、見積書、納品書、請求書、領収書をデジタルデータで送受信し、電子帳簿保存法(第7条)の要件を充足して自動保存できます。送信者、受信者ともに書類の違いを意識することなく、同一の操作で送信、受信、保存ができます。ペポルインボイスとして送信するか否かはシステムが自動判定します。

デジタル文書をFXクラウド(販売管理機能)、
SXシリーズ及びインボイス・マネジャーから送信

  1. PeppolIDをもつ得意先には、Peppolネットワークを介してインボイス(税抜)を届ける。
  2. 得意先にはデジタル文書が届いたことを、メールにて通知。
  3. 得意先には、書類の種類に関係なく、同一の仕組みで書類を受け取ることができる。受け取り方は右の4パターン。

デジタル文書の受取方法は4パターン

FXシリーズ利用企業
証憑保存機能 または
インボイス・マネジャー
  • 自動受信、保存
  • 保存期間は10年
  • インボイスから仕訳生成
FXシリーズ未利用企業
他社のPeppolIDを利用の場合
他社システム

閲覧サイト
  • Peppolインボイスは
    他社システムで受信
  • インボイス以外は閲覧サイト
    からダウンロード
Peppolインボイスを受信したい場合
※TKC Peppol ID取得
取引先ビューワー
  • 保存期間は3ヶ月
  • 書類の一覧を閲覧可
  • PDFに変換してダウンロード
  • CSVエクスポート可
PeppolIDを取得しない場合
閲覧サイト
  • 保存期間は3ヶ月
  • 書類ごとに閲覧
  • PDFに変換してダウンロード

TKCペポルQ&A

どの事業者もペポルを利用できますか?

現在のところ、免税事業者の個人事業者は利用できません。ペポルで使用できるIDは、現在、法人番号または適格請求書発行事業者の登録番号のいずれかで、これらのいずれもお持ちではない事業者は利用できません。

ペポルIDは、どのように取得しますか?

ペポルIDは、ペポルサービスプロバイダーに申請し、取得します
TKCは、2023年8月にデジタル庁およびOpen Peppolから、ペポルサービスプロバイダーに認定されています。
証憑保存機能やインボイス・マネジャー、インボイス・マネジャー(FX4クラウド)をご利用の場合は、当該システムから申請できます。
また、これらのシステムをご利用でない場合は、インボイス・マネジャー取引先専用ビューワーから申請できます。

ペポルの利用には法人番号等の公的な番号を使用します。そのため、厳格な本人確認が行われます。
1事業者につき1サービスプロバイダとした契約できません。

取引明細の金額は税込金額をセットできますか?

取引明細にセットできる金額は税抜金額のみです。

ペポルインボイスを、送信側、受信側で同じレイアウトで確認できますか?

ペポルインボイスのデータ形式はXMLです。
送信側、受信側、それぞれ利用するシステムが搭載しているビューワー(Viewer)で確認することになるため、システムによって見え方が変わります。

得意先がペポルを未利用の場合でも、
電子インボイスを提供する方法はありますか?

TKCでは、当該得意先に専用の閲覧サイトにアクセスいただき、電子インボイスを提供する仕組みをご用意しています。
この閲覧サイトのURLは、電子インボイスの提供と同時に、Eメールで得意先に通知されます。

ペポルインボイスを、拠点ごとや部署ごとで受信することができますか?

ペポルインボイスの受信は法人または事業者単位です。
ペポルIDは1事業者につき1つのため、拠点ごとや部署ごとといった単位での受信はできません。

TKCシステムはTKC全国会に所属する
税理士・公認会計士が提供します。
導入をご検討のお客様は、
TKC会員事務所までご相談ください。