ペポルインボイス
DX次のステージ
TKCはデジタル庁から“国内初”となる
「ペポルサービスプロバイダー」に
認定されました
ペポルインボイスの送受信件数
11,487
※令和6年5月実績

TKCはペポルインボイスを活用した
事業者のデジタル化をご支援します。

最新情報

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ペポルインボイスとは?

ペポルインボイスとは、ペポルネットワークで送受信するデジタルインボイスのこととTKCでは定義しています。

  1. ペポルインボイスは、ペポルアクセスポイントを経由して送受信します。
    郵送であれば自社と得意先の最寄りの郵便局を経由して送ります。
    メールであれば自社と得意先のプロバイダーのメールサーバを経由して送ります。
    ペポルインボイスの場合は、自社と得意先のアクセスポイントを経由して送受信を行います。
  2. ペポルインボイスは、ペポルID(法人番号等の公的な番号)でやり取りします。
    郵送の場合には住所が、メールの場合にはメールアドレスが必要です。
    それと同じようにペポルインボイスの場合にはペポルIDが必要です。
    「ペポルID」には、公的な番号である法人番号又は適格請求書発行事業者の登録番号を指定します。
ペポルインボイスとは?

電子インボイス・
デジタルインボイスとの違いは?

電子インボイス・デジタルインボイスの違い 電子インボイス・デジタルインボイスの違い
電子インボイス
PDF等
デジタルインボイス
JP PINTのデータを独自の
サイトに表示して提供
JP PNTのデータが格納されたPDF
ペポルインボイス
電子インボイス
電磁的方式で授受を行う適格請求書を「電子インボイス」と呼びます。
デジタルインボイス
デジタル庁が公開している「我が国におけるデジタルインボイスの標準仕様」(JP-PINT)に基づく、XML 形式の電子インボイスを「デジタルインボイス」と呼びます。
ペポルインボイス
ペポルネットワークを通して送受信を行ったデジタルインボイスを「ペポルインボイス」と呼びます。

ペポルインボイスのメリットは?

ペポルインボイスを発行する側のメリット

発行する側のメリット

インボイス発行にかかるコストと手間の削減
紙でインボイスを発行する場合に発生する、
封入、投函、郵送にかかるコストや手間を削減できます。
「控え」のデータ保存容量の削減
ペポルインボイスのデータは構造化されたデジタルデータ(XML形式)のため、
スキャン文書やPDFなどと比較して、圧倒的に少ない容量でデータを保存できます。
送信先情報(ID)の管理が容易
ペポルネットワークでは相手先を特定するためのID(ペポルID)として、
公的な番号である法人番号または適格請求書発行事業者の登録番号等を指定するため、送信先情報の管理が容易です。
ペポルインボイスを受信する側のメリット

受信する側のメリット

受領したインボイスには、
記載事項が完全に網羅
ペポルネットワークでの送信時に統一的な整合性チェックが実施され、
インボイスの記載事項が網羅されているデータのみが届きます。
記載事項の漏れをチェックする必要がありません。
インボイスのデータ保存容量の削減
スキャン文書やPDF等の電子インボイスと比較し、
少ない容量で保存できます。
本社でのインボイスの集中管理
本社又は事業者宛に届く仕組みのため、本社で集中管理できます。
正確な仕訳生成による、
業務効率(生産性)の向上
インボイスの記載事項をシステムが正確に読み取るため、
確認や補正に係る作業の効率化が見込めます。

ペポルとは?
税務・会計コラムで、
順を追って詳しく解説

電子インボイスとデジタルインボイス、
そしてペポルインボイス その違いとは?
全6回株式会社TKC 執行役員 
企業情報営業本部 本部長 富永 倫教
コラムの
ポイント
  • 電子インボイスとデジタルインボイスの違いとは?
  • ペポルインボイスとは?
  • ペポルインボイスのメリットと導入の手順について
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ペポルインボイスを「送りたい」

TKCシステムでは、次のシステムでペポルインボイスを送信できます。
FXクラウド(販売管理機能)、SXシリーズでは、システムで作成した「売上インボイスとする書類」をペポルインボイスで送信します。
インボイス・マネジャーは、他社の販売管理システムから出力した売上データを読込み、ペポルインボイスに変換して送信できます。
また、送信にあたり、得意先がペポルIDを取得しているかをシステムで判定します。得意先がペポルインボイスを受信できない場合(ペポルIDを取得していない等)は、当該得意先に、電子インボイスの専用サイト(閲覧サイト)のURLをメールで通知します。

ペポルインボイスを「受け取りたい」

FXクラウドシリーズ、FXシリーズは、ペポルインボイスを受信できる証憑保存機能を標準で搭載しています。
受信したペポルインボイスはシステムに自動保存されます。また、ペポルインボイスから仕訳を生成できるため、経理業務効率化につながります。
インボイス・マネジャー取引先専用ビューワーは、これらのシステムをご利用でない場合にペポルインボイスを受信するためのシステムです。自社宛に届いたペポルインボイスを一覧で確認(CSV切り出しも可能)できます。
FXシリーズ、FXクラウドシリーズ、インボイス・マネジャーをご利用でない企業向け

TKCペポルアクセスポイントを「使いたい」
(システムベンダー向け)

TKCはペポルサービスプロバイダです。
自社開発の販売管理システムにデジタルインボイスを発行する機能を追加したいとお考えの企業様や、
クライアントの購買システムにデジタルインボイスを受領する機能を追加したいとお考えの
システムベンダー様向けにサービスを提供しています。

TKCペポルアクセスポイントAPIサービス

TKCペポルQ&A

どの事業者もペポルを利用できますか?

現在のところ、免税事業者の個人事業者は利用できません。ペポルで使用できるIDは、現在、法人番号または適格請求書発行事業者の登録番号のいずれかで、これらのいずれもお持ちではない事業者は利用できません。

ペポルIDは、どのように取得しますか?

ペポルIDは、ペポルサービスプロバイダーに申請し、取得します
TKCは、2023年8月にデジタル庁およびOpen Peppolから、ペポルサービスプロバイダーに認定されています。
証憑保存機能やインボイス・マネジャー、インボイス・マネジャー(FX4クラウド)をご利用の場合は、当該システムから申請できます。
また、これらのシステムをご利用でない場合は、インボイス・マネジャー取引先専用ビューワーから申請できます。

ペポルの利用には法人番号等の公的な番号を使用します。そのため、厳格な本人確認が行われます。
1事業者につき1サービスプロバイダとした契約できません。

取引明細の金額は税込金額をセットできますか?

取引明細にセットできる金額は税抜金額のみです。

ペポルインボイスを、送信側、受信側で同じレイアウトで確認できますか?

ペポルインボイスのデータ形式はXMLです。
送信側、受信側、それぞれ利用するシステムが搭載しているビューワー(Viewer)で確認することになるため、システムによって見え方が変わります。

得意先がペポルを未利用の場合でも、
電子インボイスを提供する方法はありますか?

TKCでは、当該得意先に専用の閲覧サイトにアクセスいただき、電子インボイスを提供する仕組みをご用意しています。
この閲覧サイトのURLは、電子インボイスの提供と同時に、Eメールで得意先に通知されます。

ペポルインボイスを、拠点ごとや部署ごとで受信することができますか?

ペポルインボイスの受信は法人または事業者単位です。
ペポルIDは1事業者につき1つのため、拠点ごとや部署ごとといった単位での受信はできません。

TKCシステムはTKC全国会に所属する
税理士・公認会計士が提供します。
導入をご検討のお客様は、
TKC会員事務所までご相談ください。