ケーススタディ
スプレッドシートありきの手作業を削減して
連結決算の早期化を実現
ケース概要
年商
1,000億円以上
業種
工作機械製造、販売
導入国
中国、アメリカ、インド、シンガポール 他
子会社数
15拠点
システム利用部門
経理部門
導入期間
3か月
導入前の課題
- 現地勘定科目から連結科目への組替えは、スプレッドシートをもとに親会社が四半期毎に行っていたが、子会社数が多く相当の労力をかけていた。
- 海外子会社から送付される試算表に異常値があれば、現地に要因の問い合わせや元帳の共有を依頼していたが、元帳と試算表の一体性を確認することにも手間をかけていた。
- 内部取引の抽出のため、四半期で現地から送付される内部取引レポートと基幹システムから出力したスプレッドシートを突き合わせ、チェックしていたが、すべて手作業で時間と手間をかけていた。
実現したこと
- 勘定科目の組替えの手作業をなくし、現地勘定科目の追加があれば、親会社で組替先を設計して現地にも共有するようになった。
- 内部監査支援機能の残高増減分析と残高推移表を元に試算表の異常値を発見し、要因は仕訳データへのドリルダウンで確認するようにした。
- 現地仕訳内の「取引先」、「勘定科目」、「摘要」から内部取引の抽出条件特定し、海外ビジネスモニターにセットすることで、内部取引の自動抽出を可能とした。抽出した内部取引を元に連結消去仕訳のスプレッドシートを作成し、連結会計システムへ連動させるようにした。
導入効果
- 親子間で現地勘定科目から連結科目への組替えロジックを共有して、組替ミスの低減と組替作業の効率化を実現。
- 試算表の異常値発見と要因分析が容易に行えるようになり、連結会計システムへの個別財務諸表投入後の手戻りがなくなった。
- 四半期の内部取引抽出に3日かけていた業務が3時間に削減。連結消去仕訳の基礎データの作成も早くなり、結果として決算早期化につながっている。
お客様の声
現地仕訳が日本語で見える化できるので、現地でどのような取引がなされているかが良くわかり、試算表上の異常値の要因分析の信ぴょう性が増しました。
経理部メンバー全員で海外ビジネスモニターを共有し合いながら連結業務を進められ、スプレッドシートを用いた手作業が減り、大変助かっています。
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