ケーススタディ海外子会社の業績管理強化
ケース概要
年商
1,000億円以上
業種
事務機器製造、販売
導入国
中国、タイ、シンガポール 他
子会社数
6拠点
システム利用部門
海外事業部、経理部
導入期間
2か月
導入前の課題
決算数値の
信頼性向上
- 経理部が四半期毎に連結決算のため、海外子会社から連結科目に組替えられた決算数値を収集しているが、連結科目への組替えは現地任せになっていた。
- 海外子会社から毎月報告される業績数値の科目残高と四半期毎に報告される決算数値の科目残高の累計値が一致しておらず、親会社側で正確な実績を把握することができなかった。
- 経理部が海外子会社から四半期ごとに決算数値を収集していた。
国際戦略部が海外子会社から毎月、業績数値を収集していた。
両報告の項目には重複が多数あり、海外子会社は同じ数値を複数回入力する手間が生じていた。 - 海外子会社の社長が毎月、親会社への業績報告書を作成しており、その作成業務に負荷がかかっていた。
実現したこと
- システム化により
勘定科目組替基準が
統一化された。 - 仕訳データをもとに
財務数値が自動生成
できるようになった。 - 基礎となる財務データを一元化し、
必要なデータを部門ごとに
MR(マネジメントレポート)
設計ツール使用し
自由に抽出できるようになった。 - 現地法人の仕訳の内容が
日本語で確認できるようになった - 勘定科目組替機能により
組替業務を削減できた。
導入効果
決算数値の信頼性向上
- 勘定科目の組替ルールを明確にし、海外ビジネスモニターの科目組替機能で自動化したことで、親会社が残高確認を行う効率化が図られ、取引の内容確認に投下する時間を確保することができた。
-
現地の取引を確認することで実績の変動要因が確認でき、信頼性が向上した。
海外子会社から報告される決算数値と業績数値の不一致の要因を早期に確認できるようになった。
海外子会社の業績報告
・管理業務の効率化
- 海外子会社は業績数値を親会社に報告する際、親会社が指定した業績報告資料(財務情報70%、非財務情報30%)を作成し報告していたが、財務情報は海外ビジネスモニターを介して親子間で共有することで、非財務情報だけ作成することとなり、資料作成の負担が軽減された。
- 海外ビジネスモニターの財務情報が、業績数値と決算数値の報告を兼ねることで、両数値の一致確認が不要になり業務効率が高まった。
お客様の声
クラウド上で同じ情報を共有できる上に、仕訳データまでドリルダウン(データ集計レベルの掘り下げ)が可能なので詳細にチェックが行え、内部牽制体制が構築されました。
現地法人から送られてきた会計データはMR(マネジメントレポート)設計ツール機能を活用することで独自の帳表に設計し、月々の業績が確認できることを高く評価しています。
グラフなどデータの見える化の機能も充実していて、とても使いやすいと感じました。
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