税理士事務所開業に
まつわるデータ

税理士事務所の収益

税理士事務所は、どの程度の顧問先を抱え、その顧問報酬はどれほどなのでしょうか?
平成26年に実施された日本税理士会連合会『第6回税理士実態調査』に基づき確認してみましょう。

サマリー

  • 業務収入500万円以下の税理士事務所が30%存在しています。一方、業務収入3,000万円超の税理士事務所が26.8%存在しています。
  • 税理士業界内で顧問先数や顧問報酬の二極化が進んでいることがうかがえます。

ポイント

「顧問先数の減少」「顧問報酬の低価格化」に打ち勝つには、従来の税務申告業務に加え、経営助言などの付加価値の高いサービスにより客単価と満足度を上げる必要があります。

レポート

税理士事務所の顧問先数を教えてください。

法人平均顧問先数は、35.1件でした。個人平均顧問先数は、14.6件でした。過去の調査結果と比較すると、法人平均顧問先数が年々減少していることが分かります。

法人平均顧問先数・個人平均顧問先数

出典:日本税理士会連合会『第6回税理士実態調査』

税理士事務所の顧問報酬を教えてください。

顧問報酬(月額)は、法人の顧問先が60.2%を、個人の顧問先が85.6%を占めています。全体的に顧問報酬は低下の傾向にあります。
税理士業務収入は、500万円以下が30.0%を占めています。一方、3,000万円超が26.8%を占めており、税理士業界内で二極化が進んでいることがうかがえます。

顧問報酬(法人・月額)・顧問報酬(個人・月額)・税理士 業務収入・税理士 総所得金額

出典:日本税理士会連合会『第6回税理士実態調査』

税理士事務所開業講座オンライン運営事務局

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本事務局では、全国のTKC会員(税理士・会計士)の税理士事務所開業に関する経験を収集し、これから税理士事務所を開業される方、現在開業を検討されている方や開業して間もない方に、事務所経営を成功させるためのノウハウ、データとしてご提供しています。
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