掲載日:2015.10.30

会計事務所の業務品質向上

TKC四国会書面添付フォーラム2015

三好豊TKC四国会会長

 TKC四国会書面添付推進委員会が、平成27年6月4日(木)に高松商工会議所で書面添付(※)フォーラムを開催しました。

 坂本有彦会員の司会により、三好豊TKC四国会会長から開催目的を含めた挨拶の後、高松国税局課税部・課税総務課課長補佐の山﨑一聡氏から『書面添付の状況と記載上の注意点』についてお話しをいただきました。

 その後、井手浩一委員長の『書面添付の実践が事務所の評価を変える!~税務当局・金融機関・お客様の視点~』講演に続き、『金融機関から見た書面添付について』とのテーマで、日本政策金融公庫国民生活事業融資課長の木村安宏氏、愛媛銀行金融円滑化推進室長の松原宣明氏から講演をいただきました。

山﨑一聡氏,井手浩一委員長,木村安宏氏,松原宣明氏左から山﨑一聡氏、井手浩一委員長、木村安宏氏、松原宣明氏

 当フォーラムは、TKC全国会に未入会の1事務所1名、会員事務所28事務所38名(内、会員24名)が参加して開催されました。

 受講者からは、高松国税局殿から書面添付実践の現状数値のみならず、税務当局から見た書面添付内容についての解説もあり、今後の記載内容について役だったとの声が多くありました。税務当局として、相続税に関する書面添付についての期待が大きいことを感じる研修会となりました。

 その後の講演では、金融機関からみた書面添付制度について、期待部分も含めお話しを伺うことができ、励みとなりました。

 書面添付の実践に対しての疑問やお悩みがありましたらTKC四国会書面添付推進委員会にお気軽にお問合せください。

※書面添付制度とは、税理士法第33条の2(計算事項、審査事項等を記載した書面)を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。

お問合せ先

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