ニュースリリース

宇都宮大学とTKCの「人材育成に関する包括連携協定」の締結について

2018年4月3日

国立大学法人宇都宮大学(学長:石田朋靖)と株式会社TKC(代表取締役社長:角一幸)は、本日、情報化社会における人材育成に関して包括連携協定を締結いたしました。

調印式の様子

概要

1.名称
情報化社会における人材育成に関する包括連携協定
2.目的
相互がより密接かつ幅広い連携を図り、人材の育成と情報化社会への貢献を通じて、相互および地域社会の向上・発展に寄与する
3.連携事項
  1. 相互が所有する知的資源、人材および諸施設の活用、ならびに人材の育成に関すること
  2. 共同で実施する事業の企画、調整および推進に関すること
  3. その他、目的を達成するために必要な事項に関すること
4.具体的な取り組み
  1. 2018年度前期の基盤教育リテラシー科目「情報処理基礎」の授業に、TKCの社員を講師として派遣し、以下の授業を担当する。
    【講義】 「情報ネットワークにおけるセキュリティーの現状と課題」
    「開発現場における『やり方』としてのアルゴリズム」
    【期間】 2018年6月11日~7月9日(希望する学科など全10クラス×2回)
  2. その他、今後想定される連携事項
    1. 情報教育授業における実践的教育の充実
    2. 社会人のリカレント教育*の推進
    3. 宇都宮大学3C基金を活用したグローバル人材の養成
    4. 大学職員・TKC社員の資質向上に向けた連携・協力(研修講師の相互派遣等)
    5. インターンシップ・就職支援における連携      など

    *リカレント教育:生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システム

取り組みの背景

宇都宮大学では、創造的な研究を展開するとともに、優れた人材を養成し、社会の発展に貢献しています。また、大学に蓄積された多くの研究成果や知的資源を活用して、地域・産業・社会との協力を積極的に進めています。

一方、株式会社TKCでは、地域貢献の一貫として、公益財団法人飯塚毅育英会のほか、「宇大未来塾 とちぎ志士プログラム」や「3Cものつくり経営基礎講座」「宇都宮大学3C基金」への協力など宇都宮大学とともに地域の人材育成へ積極的に取り組んでいます。

宇都宮大学とTKCは、相互の取り組みの共有や人材育成に関する協力についてより一層密接かつ幅広い連携を図ることで、グローバル化に加えて急速に進むデジタル化の時代を担う優れた人材の育成を通じた地域社会・経済発展に貢献するため、今回の協定の締結となりました。

コメント

国立大学法人宇都宮大学 学長 石田朋靖

宇都宮大学は「人類の福祉の向上と世界の平和に貢献する」という理念の下で、栃木県の多様で豊かなフィールドを活かした実践的な教育・研究を基盤として、社会の中核を担う人材の育成と知の創造・発信を着実に重ねてまいりました。今後さらに、「活力ある持続可能な地域社会の形成」、「グローバル化社会への対応」、「イノベーション創出」を基本方針とおき、「行動的知性」を備え広く社会の発展に貢献する人材の育成、独創的な特色ある研究による新たな「知」の創造、地域やステークホルダーとの双方向性を高めた活動を積極的に進め、地域の知の拠点としての機能を一層強化してまいります。 構成員相互の信頼と協働を重んじながら、組織や学生・教職員それぞれが、主体的に挑戦し(Challenge)、自らを変え(Change)、社会に貢献する(Contribution)という3C精神をモットーにして、 躍動感溢れ進化を続ける大学を目指します。

このたび、栃木県を本拠として全国展開されておられる株式会社TKC様と本学との間で包括連携協定を締結する運びとなりました。両者が密接かつ幅広い連携を図り、人材の育成と情報化社会への貢献等を通じて、相互の発展と社会の向上に寄与することを期待しております。

株式会社TKC 代表取締役社長 角 一幸

栃木県で生まれたTKCは、創業以来、一貫して会計事務所と地方公共団体の二つの分野に専門特化した情報サービスを展開し、最新のICT(情報通信技術)を活用してお客さまの業務遂行を支援することで広く日本経済と地域社会の発展に寄与してまいりました。

いま、日本社会は人口減少・少子化、グローバル化に加え、急速な勢いで変化し続けるデジタル化の波にさらされています。

今回の連携は、これからの時代を担う大学生の皆さんへの実践的教育として企業が持つノウハウや知見を活用した人材育成に取り組むものであり、このことは「持続可能な地方創生」の点からも大変有意義なことと考えます。また、TKCにとっても、大学生や地域の皆さんと触れ合い事業への理解を深めていただく貴重な機会となるとともに、当社が取り組む事業活動を通じた「社会・経済の発展」への貢献につながるものと期待しています。

当面想定される主な連携事項

今回の包括連携協定の締結により、当面想定される連携事項は以下のとおり。

1.情報教育授業における実践的教育の充実【実施予定】
2018度前期の基盤教育リテラシー科目「情報処理基礎」の授業に、TKC社員を講師として派遣し、以下の授業を担当する。
  1. 情報ネットワークにおけるセキュリティーの現状と課題
  2. 開発現場における「やり方」としてのアルゴリズム
2.「宇都宮大学3C基金」を活用したグローバル人材の養成【合意済み】
  (英語教育への情報機器の整備活用)
「宇都宮大学3C基金」へのTKCの寄付金を活用し、基盤教育英語(EPUU)において学生等が利用するタブレット端末等を導入・活用する。
2018年10月頃までに学生用・教員用のiPad(計132台)、充電カート、AppleTV、管理ソフトなどの関連物品を整備し、1年次の必修科目であるIntegrated EnglishⅠA(前期)およびⅡA(後期)で活用する。
学生にとっては身近なタブレット端末の導入により、日常における英語との距離がより縮まり、英語学習に対する意欲向上が見込まれ、授業外学習時間の増加が期待できる。また、EPUU教員にとっても、授業時間をより効率的かつ効果的に使えるようになり、授業において活用できる教材やアクティビティが大幅に増えるなどの効果が見込まれる。
3.社会人のリカレント教育の推進(社会人向け講座の企画・実施)
  【実施中】
地域のニューリーダー育成を目指す「宇大未来塾-とちぎ志士プログラム-」(2017年10月開始)の企画・運営面で協力するとともに、双方の職員・社員が本プログラムの受講生となり人的交流を深める。
4.職員・社員の資質向上に向けた連携・協力【検討中】
双方の研修会等へ講師または受講者を相互派遣するなどにより研修内容の充実を図り、人材育成機能を高める。
5.インターンシップ、就職支援における連携【一部実施中】
  1. TKCにおいて、宇都宮大学学生のインターンシップ受け入れを実施する。
  2. 求職、求人活動において相互に協力する。

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200