日本政策金融公庫東大阪支店向けにTKC会計事務所見学会を開催しました

　平年28年4月8日に尾中税務会計事務所において日本政策金融公庫東大阪向けTKC会計事務所見学会を開催しました。

　見学会では尾中寿会員から、「税理士とは」から始まり「TKC全国会の活動内容」等についての説明があり、引き続き監査担当の職員から「巡回監査(※)の実務」についての説明がありました。

　見学会には東大阪支店長をはじめ8名の方が参加されました。参加者からは「巡回監査は関与先にとって大変重要な作業だと思います。これにより数字をリアルタイムに把握することができ、高い付加価値を提供できると思います。」「税理士に求められる公共性は公庫にも通ずる部分であり、改めて重要性を認識しました。経営計画策定支援と業績検討の仕組みについて、モニタリングなどケアが行き届いていると感じました。」との意見をいただきました。

　TKC南近畿会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC南近畿会事務局までお問合せください。

※巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。