掲載日:2017.08.10

金融機関との連携活動

京都中央信用金庫 白波瀬誠理事長と佐藤正行会長との「トップ対談」

白波瀬誠理事長と佐藤正行会長

 平成29年6月15日、京都中央信用金庫本店において、京都中央信用金庫 白波瀬誠理事長と佐藤正行会長との「トップ対談」を行いました。

 佐藤会長から、TKC全国会の取組み「TKCモニタリング情報サービス」「ローカルベンチマーク・クラウド」の紹介がされ、決算書作成の共通のルール「中小会計要領」の普及を共に推進していくことを呼びかけました。その中で、中小会計要領の普及を金融機関と共に推進する意義について次の通り説明しました。

 ・中小会計要領に準拠した「正しい決算書」があって初めて「ロカベン」の活用がで
  き、経営者と対話し、目利き力を発揮する共通のフィールドができること。
 ・定性要因の評価は、定量要因の評価ができることが前提であること。
 ・取引先企業に影響力がある金融機関からの働きかけが効果的であること。

 対談では、認定支援機関として経営者に対し指導力を発揮していく必要性と次のことの地道な実践の積み上げの必要性を互いに確認しました。

 ・職業会計人は、巡回監査を通じて経営助言、正しい決算を行う。
 ・金融機関は、その決算書を入口に企業の理解を深め、事業性評価を行う。

 この連携により、頑張る企業が恩恵を受けられる仕組みを構築することを確認しました。

対談風景

 当日、京都中央信用金庫からは、白波瀬誠理事長のほか、川勝哲夫専務理事、井上克己執行役員営業推進第一部部長が参加。TKC近畿京滋会からは、佐藤正行会長、原綱宗会員、久乗哲中小企業支援委員長、神佐真由美広報委員が参加し、中小企業支援のための連携活動を確認しました。

 TKC近畿京滋会では、金融機関との連携により、中小企業の財務経営力・資金調達力の強化を支援しています。

集合写真

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