「書面添付フォーラム2015」を開催しました

　TKC北陸会では、平成27年6月11日に書面添付（※）実践の拡大を目的に「書面添付フォーラム2015」を開催し、国税当局とTKC会員による講演が行われました。

　書面添付フォーラムでは、金沢国税局の澤崎誠次課税総括課長、長谷治男資産課税課長より「書面添付制度について」と題してご講演いただき、書面添付制度や相続税の書面添付等について説明していただきました。続いて、TKC北陸会の伊藤公一会員が「書面添付の変遷」について講演し、TKC神奈川会の上甲雅敬会員が「相続税の書面添付」について講演しました。

　当フォーラムは北陸税理士会に申請し認定研修会となったこともあり、TKC会員事務所の会員、職員の他、TKC会員事務所以外の税理士も参加され、総勢76名の参加となりました。アンケートでは9割を超える方が「大変参考になった。参考になった。」と回答しており、大変好評な研修会となりました。

※書面添付制度とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。