掲載日:2016.12.19

国税庁

国税庁「平成27年分の相続税の申告状況について」を公表

平成28年12月15日(木)、国税庁ホームページで「平成27年分の相続税の申告状況について」が公表されました。
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2016/sozoku_shinkoku/sozoku_shinkoku.pdf

平成27年中(平成27年1月1日~平成27年12月31日)に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況の概要が、以下のとおり公表されました。

  1. 被相続人数
    被相続人数(死亡者数)は約129万人(前年約127万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約10万3千人(前年約5万6千人)で、課税割合は8.0%(前年4.4%)となり、前年より3.6ポイント増加。
  2. 課税価格
    課税価格は14兆5,554億円(前年11兆4,766億円)で、被相続人1人当たりでは1億4,126万円(前年2億407万円)。
  3. 税額
    税額は1兆8,116億円(前年1兆3,908億円)で、被相続人1人当たりでは1,758万円(前年2,473万円)。
  4. 相続財産の金額の構成比
    相続財産の金額の構成比は、土地38.0%(前年41.5%)、現金・預貯金等30.7%(前年26.6%)、有価証券14.9%(前年16.3%)の順。

あわせて、以下の資料も公表されました。
(別表)相続税の申告事績
(付表1)被相続人数の推移
(付表2)課税割合の推移
(付表3)相続税の課税価格及び税額の推移
(付表4)相続財産の金額の推移
(付表5)相続財産の金額の構成比の推移

以上

  
国税・地方税キャッシュレス納付セミナー2024
グループ経営における税務マネジメント取り組み事例発表セミナー

TKCエクスプレスの最新トピック